遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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5月5日は柏餅。すかんぽ、イタドリ

 

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5月5日は子供の日でした。

母の施設では、錦糸卵、桜でんぶ、紅生姜のちらし寿司、冷や麦入りお吸い物に柏餅が出ました。

母は柏餅が食べられてうれしかったみたい。

「冷や麦入りお吸い物が塩辛かったので薄めて食べた」

と言うので、

「そのお吸い物は温かかったの?」

「ううん、冷たかった」

「それはお吸い物では無くて、ただの冷や麦だったのでは?」

しばらく沈黙があって母は大笑い。

「やだわー、お吸い物だと思ってたけど、違ってたかも!」

高齢者が食べやすいようにお汁にあらかじめ冷や麦が漬けてあったのだと思います。

 

それから母が昔の話をしだして、 

「すかんぽやイタドリを食べたものだわ」

イタドリは知ってるけど、すかんぽ!?

 

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すかんぽを調べてみると、イタドリと同じ仲間みたいで、あぁ、道端に生えてるの見たことある!

あれを食べてたの!?

「当時は美味しかったのよ。酸味もあるんだけど」と母。

イタドリを剥いてかじったことはあるけど、うぇー!という味だった記憶。

「昔はみんなが摘んでたから新芽が出て美味しかったけど、段々と摘む人もいなくなって放置されたから美味しくなくなったと思う」と母の持論。

調べてみると、イタドリをよく食べる地域として知られているのは高知県だそう。

今でもスーパーで売られているようです。