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4月23日放送のカンブリア宮殿
世界を変える医療 第2弾 【もう神の手はいらない!?VRで最先端医療】
Holoeyes(ホロアイズ) 杉本真樹氏
ご覧になりました?
医師たちがVR(バーチャルリアリティ)のゴーグルを装着し空中で手を動かしながらやりとりします。
彼らの目には、手術を受けている患者の臓器の3D画像が見えているのですが、傍から見ると未来の手術!
はー、時代はそこまで来ましたか!
特別な人しかできない手術が、この技術により、誰にでもできるようになる可能性があり、医師の技術の底上げが期待されています。
つまり「名医」と呼ばれるレベルの医師が当たり前になる日が来るかもしれないということです。
患者さんへの説明もVR装置を使います。
自分の内臓のVR画像を見ながら、Yさんは膵臓の腫瘍を切り取る説明を受けました。
言葉やイラストだけではわかりにくいお医者さんの説明も、VRだとかなりわかりやすく、Yさんは納得して手術へ。
手探りで外科医が今までやっていた手術を、VR技術を用いてがんを手術する世界初のがん手術を行う様子も放映されました。
ガン細胞を緑にする薬剤も使って腹腔鏡手術で最小限の切除に挑戦しました。
VR技術で医師の手術時間が短くなり、医療の効率化がはかれます。
1日にこなせる手術の数が増えるので、順番待ちも軽減されます。
患者さんの身体の負担も最小限で済むため、回復もはやくなる見込みです。
いいこと尽くし!
CTやMRI画像をもとに、3次元のVRを作り出すこのシステムは、1症例1万円、年間契約なら71万円で使い放題。
しかもCTから10分でVR化が可能。
いまや全国110の施設が導入し、症例数は1000を超えているとのこと。
村上龍氏の編集後記にて、
「実際に画像を見たが、説明は、ほとんどわけがわからなかった。
元来、IT技術に疎い上に保守的でそんなにうまくいくわけがないと思ってしまう」
とおっしゃってて、素直な気持ちに笑ってしまいました。
きっと、私の両親も同じように思うと思います。
70歳以上になったら、なるべく手術はしないほうが得策と聞いていますが、それも技術の進歩と共にどんどん変わっていくのでしょうね。
5月7日までTVerで無料で視聴することができます。