片麻痺 服の着方(服の着脱)を高齢な母が父に教える
リハビリの甲斐あって、以前より拘縮(こうしゅく・筋肉がかたまって動かなくなること)がやわらいできました。
それでもひとりで着替えができず、ヘルパーさんに手伝ってもらっています。
それを知った母は、
「自分で着替えられたほうがいい!」
と父に着替え方を教えているというのですが、父が自分が教えるようにしてくれない、と言います。
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リハビリで理学療法士さんなどが教えてくれてるのでは?と思いましたが、
言葉で説明されても理解しにくいよね、
と思ったので、片麻痺の服の着方をにプリントアウトして送りました。
父の部屋に貼ってもらうためです。
片麻痺の場合、麻痺した腕から袖を通して着替えをします。
こちらの資料が丁寧でわかりやすいので利用させて頂きました。
リンク先の資料が削除されていたので別のわかりやすい脱着方法を紹介します
> 【片麻痺の更衣着脱】座位での更衣手順と方法を分かりやすく解説!
後日。
「、、、片麻痺の服の着方って、ああやって着るのね」
母がポツリと言いました。
え?どういうこと?
「私、頭から着替えた方が着やすいと思って、お父さんにそうやって教えてた」
えー!
ちょっとちょっと!母の独断で父に教えてたってこと!?
そう言えば、母は思い込みでそういうことをする人だった!!
「こうしたほうがいいと思って」
今までそれで何度、唖然としたことがあったことか。
できないと思われていた父が可哀想~!
父も母に言えばいいんでしょうが、一生懸命教えようとしてくれる母に言えなかったのでしょう。
母のこうした行動を見て、ヒヤリと感じるところがありました。