遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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2020(令和2)年用お年玉付年賀はがきの当せんはがき・切手の引換期間が延長されています。

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今年の年賀はがきで、3等賞品 お年玉切手シートが1枚当選していました。 

当せんはがき・切手の引換期間は、

令和2(2020)年7月20日(月) → 10月20日(火)まで

延長されていました。


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母に「春になったら郵便局まで散歩がてらお年玉切手シートをもらいに行ってください」と、当せんはがきをそのまま送ったのが1月。

それからコロナウィルスで非常事態宣言まで出てしまい、

「 お年玉切手シートの交換は無理かもしれないね」

と話していました。

 

先日、

「そうそう、お年玉切手シートもらってきたよ」

と母が言いました。

非常事態宣言が解除され、気温も高すぎず、雨も降って無かった6月に郵便局まで出かけたと言います。

「さっそく、お父さんのハガキに貼ってやったわ!あはは!」

 

父の介護施設では、3月頃から、ずっと面会をお断りしています。

そのため母も会いに行けません。

父にハガキでも出したら?と話していたのですが、母は施設の職員に読まれるかもしれないのが嫌だとか渋っていました。

 

そしたら、父の介護施設から、父の写真と共に、父の手書きのメッセージが添えられている手紙を母に送ってくれました。

父は片麻痺で思うように手が動きませんが、驚いたのは、何文字かの漢字が上手に書けていたこと。

なぜかひらがなのほうが下手だなぁ思ったのですが、よく見たら「わ」などの丸っこい文字が難しいようです。

最後に思い出したように、お菓子を送ってください、と書いてあったのが父らしくて笑ってしまいました。

介護施設でおやつが出ますが、テレビなど見てるときに口寂しくなるのでしょう。

そんな父が一生懸命書いたと思われる手紙を、

「そんなこと書いてあった?」

さほど読んで無かった母。。。

どうしてこの人は、こうなのだろうか。

 

「お父さんがお手紙くれたんだから、返事を書かないと」

母にハガキでいいから書くように促しましたが、えー、と渋る。

「私も元気ですって、知らせないとお父さん心配してるかもよ?」

あぁ、それはそうかもしれないわね。

「それに、お母さんもお父さんからお手紙もらってうれしかったでしょう?お父さんもきっと喜ぶよ」

そうして母はようやくハガキを出したのでした。

 

関連リンク お年玉賞品のご案内 | 日本郵便株式会社