風邪の咳が治らない。風邪の咳を止める方法。治らなければ咳喘息、肺MAC症の疑いも
風邪の咳が治らない、そんな風邪の流行が続いています。
咳を伴う風邪の咳に効く漢方は「ツムラ漢方 麦門冬湯エキス顆粒」です。
この漢方で咳が止まったという声を多く聞きます。
しかし、咳が長期に渡って治らなければ別の病気、例えば咳喘息や肺MAC症の疑いもあります。
感染者が急増している肺MAC症とは?
MAC菌という、結核菌によく似た菌の感染によって起こる肺の病気が肺MAC症です。
マック菌は42℃前後の温度で繁殖しやすいです。
原因として考えられているのが、
浴室での浴槽のお湯の注ぎ口、シャワーヘッドのぬめりや湯あか
ガーデニングなどの土いじり
での感染。
感染してもしばらくは無症状が続きますが、
肺の炎症が進むと、咳・痰、息切れなどの呼吸器症状が現れます。
さらに進行すると発熱、全身倦怠感、体重減少など見られるようになります。
10年ほどかけてゆっくり進行していくそうで「歳のせいかな?」と気が付きにくいのでは?怖っ。
健康診断の胸部X線検査が早期発見につながるといわれていますので、健康診断のチャンスがあれば受けるのがおすすめです。
私の高齢父は健康診断など大嫌いでして、健康診断を受けてもレントゲンは拒否して受けないこともありました。
ご両親の健康診断結果に興味を示すなど、普段からチエックおすすめです。
咳喘息とは?
喘息と聞くと、ヒューヒューゼイゼイと言う咳を想像しますが、
咳喘息は息苦しさを伴わず、咳だけを唯一の症状とする病気です。
咳喘息はアレルギー性の病気で人にうつることはありません。
原因は、風邪 ほこり、ダニ、花粉、動物のフケ、タバコの煙、黄砂、におい 天候変化 過労、ストレスなどです。
アレルギー体質な人の長引く咳は、咳喘息を疑っても良いかもしれないです。
咳喘息は市販薬では治りません。
咳が長引く場合には早めに内科や呼吸器内科を受診し相談しましょう。