経済アナリストの森永卓郎氏(66歳)。
番組で共演した有吉弘行から「ケチだぬき」とあだ名を名付けられるほど、よく言えば節約家で、経済論に定評があります。
森永卓郎氏は2023年12月、すい臓がんステージ4の告知を受けました。
医師から「桜は見られないだろう」と宣告されたことを明かしているほど容態は悪く、
そんな宣告を受けたとき、何を考えるものなのか?
森永卓郎氏は何を食べたいとか、どこかに行きたいとか、そんなことは微塵も考えず、
死ぬ前に「タブー」に触れた本を出版!
「書いてはいけない――日本経済墜落の真相」が大ベストセラーになっています。
2023年12月、私はステージ4のがん告知を受けた。
告知の瞬間、私は、何を食べたいとか、どこかに行きたいとか、そんなことは微塵も考えなかった。
なんとか自分の命のあるうちにこの本を完成させて世に問いたい。
そのことだけを考えた。
その意味で本書は、私の40年にわたる研究者人生の集大成であると同時に、私の遺書でもあるのだ。
私がテレビやラジオなど、メディアの仕事をするようになって四半世紀以上が経過した。
その経験のなかで、メディアでは、けっして触れてはいけない「タブー」が3つ存在した。
(1)ジャニーズの性加害
(2)財務省のカルト的財政緊縮主義
(3)日本航空123便の墜落事件
この3つに関しては、関係者の多くが知っているにもかかわらず、本当のことを言ったら、瞬時にメディアに出られなくなるというオキテが存在する。
それだけではなく、世間から非難の猛攻撃を受ける。
下手をすると、逮捕され、裁判でも負ける。
だから、賢い人はそうした話題には最初から触れない。
知らぬ存ぜぬを貫くことだけがメディアに出続けるために必要なことだからだ。
ただ、私はそうした態度を取ることができない性格だ。
参照リンク 書いてはいけない――日本経済墜落の真相
森永卓郎氏の暴露本は死ぬ前にやっておきたいことだったかもしれないけれど、
自由診察を受けていて、高額なため治療費を稼ぐ目的が大きいかもと思ったり。
まだまだあきらめてないと思います。
森永氏は現在受けているがん治療について説明した際、
「結構高いんですよ。自由診療だから。血液パネル検査だけで50万以上する」と話し、今までかかった治療費も1カ月で「300万(円)は超えましたね」と明かした。
「ちょっと失敗したのは、このラジオのギャラも、テレビのギャラも、原稿料も本の印税も全部私の会社に入ってくるんです。
ところが医療費は私が払わないといけない。
社長でも会社の金で治療費払うと横領になっちゃう」と嘆いた。
さらに「もっとびっくり。先週がん保険に入っていたっていうのがわかったんです」と明かすも、「私は入ってなかったんですけど、会社が私にがん保険を掛けていたんです。それでお金出ることになったんですけど、がん保険の給付金は全部私の会社に払われるんです。私には1円も出ない」と説明した。
森永卓郎氏は「ちょっと失敗」と書いてますが、節税のために会社を作っているはずですから、、、本の売れ行きによってはボーナスを支給できるのでは。
がん保険は法人契約していて、受取人が会社になっているのでしょう。
その場合、会社が手当として個人に支給するか、もしくは会社負担分の休業手当などの補填すにまわすか、使い道は企業で定められた規定によると思います。
森永卓郎氏は代表取締役と思われるので、一般社員の保険とは用途が異なると思います。
森永卓郎氏の失敗があるとすれば、66歳で癌になり、自由診療での高額な治療をしたい!と自身が希望したことや、最先端医療の治療費がでるタイプのがん保険に個人で加入してなかったことでしょうか。
けれども、森永卓郎氏には想定内の出費でしょうから、、、
「がん保険を掛けてる人に限って癌にならない」なんて聞いたものでしたが、今もそんなこと言うのかな。