遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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夫との「別居婚」を選んだ上沼恵美子が思う、人生100年時代の夫婦に必要な“たった5文字の言葉”

 

夫との「別居婚」を選んだ上沼恵美子が思う、人生100年時代の夫婦に必要な“たった5文字の言葉”

という記事が話題になっています。

私が記事を読んで感じたのは、親しき中にも礼儀あり。

 

記事リンク 「世の男性の皆さんは言うてますか」夫との「別居婚」を選んだ上沼恵美子が思う、人生100年時代の夫婦に必要な“たった5文字の言葉” | 2024年の論点 | 文春オンライン


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上沼恵美子さんは22歳で結婚、2024年で結婚47年です。

ご主人は61歳で会社を辞められました。

それから10年近くは楽しんで暮らしていたそうですが、ご主人の趣味仲間が病気や亡くなったりで夫婦で顔を突き合わせる時間が長くなってきて、夫源病(ふげんびょう)を発症し、めまいや蕁麻疹の症状がでました。

 

ご主人はテレビディレクターで地位のある人でしたから、部下に物言うように妻に言うそう。

上沼恵美子さんは世代的にもそうした態度を受け入れてこられてたと思うんですが、体に症状が出てしまったようなのです。

 

決定的だったのは天野立の旅行で、リフトから降りられず係員のお兄さんに降ろしておもらったら、ご主人はスタスタと先へ歩いていて、「えらいことやったで!」と上沼恵美子さんが言っても、汚いものを見るような目つき。

「あ、この人は助けてくれないんだ、もう私は一人でいきていこう」

上沼恵美子さんは思ったそう。

 

積もり積もっていたものが、リフトの出来事で結論がでたんでしょうね。

でも、旅行に一緒に行くくらいだから、めちゃくちゃ嫌いってことでもないのでは。

熟年夫婦の年月を感じさせるエピソードだと感じました。

 

後日、「この辺で人生を別々にしませんか」と上沼恵美子さんは切り出します。

しかし、離婚は財産分与など面倒だと思い、別居婚に落ち着いたそう。

現在は週末だけご主人が家に帰ってくることに。

 

 

上沼恵美子さんは妻に「ありがとう」を言うてますか、と警鐘を鳴らしています。

たった五文字を言えない男が本当に多い、と。

他人には言えても妻に言わない男性は多いのかな。

 

妻が具合の悪そうなとき「大丈夫か?」と声をかけているか。

男性は「医者へ行け」と言うんですけど、その前にかけるべき言葉があると言います。

あ、やばい。

私は女性だけど「医者へ行け」って言うタイプかもしれない(^^;;

 

上沼恵美子さんは夫が「おいしい」も言わないと嘆きます。

言わなくても全部食べたんだから、それが答えだろう、と思う男性もいると思います。

だけどね、そうじゃないんです。

「美味しい食事をありがとう」が「おいしい」に要約されていると思うんですよ、私は。

 

上沼恵美子さんは夫のことは嫌いになったわけではなくて、クタクタなのだと言います。

疲れてるときは、他人を思いやれないですよね。

私も高齢母を見て思うのは、高齢になると自分のことで精一杯で、母も、

「ちょっとしたことに思えても、それが大変なの!」

高齢になっても元気な人は元気ですし、個人差がありますね。

 

山城 新伍さんの晩年を思い出します。

妻と娘は山城さんの現役時代の行いに憤慨していて、晩年の面倒を放棄したと聞きます。 

 

男女問わず、パートナーには言葉で感謝の気持ちや、思いやりを示すのは大事だと思いました。