老人施設の高齢父(軽度認知症)に父の日のメッセージ(手紙)を送る(例文)
父の日に向けて手紙を書きました。
施設で面会も予約制で可能ですが、緩和されたとはいえ遠方からの来客に良い顔はされないと思います。
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父の日のメッセージで検索すると、「いつもありがとう」が多いです。
父の場合、生きてくれていていつもありがとう、という意味合いになるのかな。
「いつまでも元気で、長生きしてね!」も定番メッセージですが、元気じゃない父は苦笑いしそう。
父は60代から「どうにか生きてるだけで元気とはちょっと違う」
「長生きも大変だから俺はいい」
などと言いはじめて、やや気難しい所があります。
そこで私が考えた父の日のメッセージを紹介します。
老人施設の高齢父に父の日のメッセージ(例文)
6月18日は父の日です。
お父さんにはいつも感謝しています。
夏になると夏の思い出が蘇ります。
それだけよくどこかへ連れて行ってくれたり、遊んでくれたのだなとしみじみ思います。
夏の思い出は、(以下、思い出を書く)
思い出せば切りがないほどの「思い出」をたくさんありがとうございます。
これからますます暑くなります。
どうぞお体に気をつけ下さい。
喉を鍛えないとご飯が飲み込みにくくなるので、歌はなるべく大きな声で歌ってください。
手紙の内容のポイント
手紙にはなるべく思い出を書くようにしていて、父に刺激を与えられないかと思っています。
「思い出」は認知症の方でも思い出しやすく、脳の活性化が期待できるといわれています。
思い出はこれからの季節に合わせて「花火」にしました。
施設ではイベントなど季節が感じられるよう配慮はありますが、なるべく季節感を与えることが高齢者の健康に良いと聞きます。
でも、とにかくあの時のことが、とてもうれしかった、楽しかった、ことが伝わる内容を心掛けました。
父が読んで、思い出して笑ってくれたらいいな。
当時の写真を添えるのもおすすめです。
最後に「長生きしてね」も良かったんですが、具体的に「長生きするためにして欲しいこと」を書いてみました。
父は嫌だなと感じるかもしれませんが、施設で歌う意味を理解するためにも書きました。
施設では、何に効果があるかなどは父に説明は特に無いと思います。
母に施設で意識して大きな声で歌うようにしてもらったら、声がハキハキして、ご飯粒でむせることがほとんど無くなりました。