遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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高齢母がわからなかった漢字 その2

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母に漢字のプリントやドリルを送っています。

「今回は4個わからなくて難しかった」

と言うので、どんな漢字か聞いてみました。

 

「”かたまり

 ”うるわしい

 ”偶然をよそう

 ”じょうちょうだ

 が書けなかった」


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塊(かたまり)

麗しい(うるわしい)

偶然を装う(よそう)

冗長だ(じょうちょう)

 

「じょうちょうって意味を知らないんだけど」と母。

冗長とは、述べ方が長たらしく、無駄のあること。

「人に使うときはあまり良い意味じゃないと思う」

 

「この4つの漢字は、手紙に書かないから書けないのかも」

「そうね、書かないわね」

「お父さんからの手紙に”麗しい妻へ”って書いてもらったら覚えるかも」

「お父さんはそんな気の利いたこと書かないわよ、アハハ」

 

「難しくて嫌になった?」

「そんなことない。面白かった」

以前の母ならヘソを曲げたと思うんですが、今は「わからないこと」も楽しむ余裕があります。