大雪で「除雪機」事故が起きはじめています。
除雪に慣れている人も、
帰省で除雪のお手伝いをする不慣れな人にも、
「除雪機」事故がどんな場面で起きやすいのか、
除雪する前に見ておきたい事故の再現映像を紹介します。
※注意※ マネキンとはいえ、結構ショックな映像が含まれます
除雪機でバックした際に足を滑らせ、下敷きになった事故の再現映像
クラッチレバーを紐などで固定すると、(デッドマンクラッチ)安全装置が働かず轢かれてしまいます。
ともかくクラッチレバーを紐などで固定しない!
また転倒しないよう足元に注意も必要です。
靴や長靴に「滑り止め」をつけて予防するのもおすすめです。
日進ゴムの『ハイパーVスタッドレスソール』は氷の上でも滑らないすごさ(スケートリンクで走れます)
ベンチコートのようなロングコートで、裾が巻き込んでしまうこともあります。
上着は腰丈のもので、しっかりファスナーを締めて、裾がビラビラと泳がないようにしておきましょう。
オーガが回転したままの除雪機の前で作業をし、巻き込まれた事故の再現映像
雪づまりを取り除こうとして指を怪我した事故の再現映像
除雪機のブロワ(投雪口)に詰まった雪を手で取り除こうとしてけがをする事故の再現映像。
雪が詰まったら、エンジンを切り、備え付けの雪かき棒を使用して取り除く。
除雪機のバケット内部の雪固着防止と雪離れ性の向上、
ロータリー除雪機オーガ部分の雪付着、雪固着の防止と低減させる
『離雪シリコンスプレー』をしておくのも良いかも。
残念ながら「除雪機に巻き込まれ65歳男性が死亡」のニュースがありました。
30日午後8時前、十日町市丁で除雪作業をしていた男性(65歳)が除雪機に巻き込まれ死亡する事故がありました。
警察は男性が何らかの原因で転倒し除雪機に巻き込まれた可能性があるとみて調べています。
転倒して除雪機に巻き込まれる事故は多いです。
除雪機によっては「緊急停止クリップ」がついています。
使用者が転倒した際や除雪機から離れるとエンジンが停止します。
せっかく緊急停止クリップがついていても、身体に取り付けていなければ除雪機の下敷きになってしまいます。
デッドマンクラッチが搭載されていれば、転倒して手が離れた時点でエンジンが停止します。
お気を付けて除雪作業をしてください!