80歳女性警備員"お手柄" つくだ煮など万引した女を見つけ、取り押さえ
80歳女性警備員"お手柄"に驚きました!
窃盗の疑いで、無職の女(67)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、15日午後1時5分ごろ、羽島市内のスーパーで懐中電灯1本や、つくだ煮1瓶など計7点(計2621円相当)を盗んだ疑い。
署によると、女が商品を持ってレジで精算せず店外に出るのを、女性警備員(80)が確認し取り押さえた。
通報で駆け付けた署員に引き渡した。
私の母(74歳)は仕事どころかひとり暮らしが難しいので、80歳で警備員がどれほどすごいかわかります。
80歳で女性警備員が勤まるのは素晴らしいことだし、雇用しているスーパーも歳ではなくその人の働きっぷりを見て雇用されていると思うので、素晴らしいと思います。
一方で、高齢者の警備員について下記の記事がありました。
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「65歳を過ぎると、警備員以外で雇ってくれるところがない」
“警備員デビュー”は68歳のときでした。
しかし警備会社で働いてみて、自分よりも年長の70歳以上が8割を占めていることを知り、驚いたそうです。
なかには80歳を超える人もいました。
警察庁が毎年発表する「警備業の概況」によると、2019年末時点で全国57万人の警備員のうち、60歳以上は45%です。
さらに70歳以上が増加しつつあり、全体の15%にまでなりました。
つまり警備員の7人に1人以上が70歳以上なのです。
参照リンク 70代の高齢警備員「老後レス社会」の過酷な現実 | 政策 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
ここで紹介されている高齢者は、連帯保証人になり借金を背負うなどし、老後の貯えが無いために働くしかない人なんですが、年金はもらっているわけで、年金だけでやりくして暮らしていけたらいいのにな、とは思います。
年金から税金、介護保険、健康保険などさまざまな費用が引き出され、そこから家賃も捻出するとなると生活が難しいのが現状。
私は20代から就職に苦労している世代で、30代迄に正社員になれた人はマシなほうです。
リーマンショックで失業したり、デジタル化により職を失った同世代を見ています。
自分が65歳になったら警備員のお仕事もAIが代行して半減しているのでは?
以前にインタビューで老後資金2千万円について聞かれた男性が、
「もう死ぬしかないですね、ハハハハッ」
と答えていました。
笑ってるけど、9割以上本音でしょう。
先日、 サントリー社長の「45歳定年発言」がありました。
調査したところ45歳以上の雇用が多く支払う給与が多いので、その世代をカットすれば企業が黒字に転換する背景があるとのこと。
「もう死ぬしかないですね、ハハハハッ」
あの男性の言葉がふとしたときに思い出されます。