遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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実家の片付け、どこから手をつけるか?実家の片付けあるある。その2「山積みのタオル」(体験談)

実家の片付けあるある。その2「山積みのタオル」(体験談)

 

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ふたり暮らしなのに!

そう叫びたくなるほどタオルがあっちにもこっちにも山積みされていました。

頂き物のタオルをおろしては使っているので統一感もありません。

ボロボロになれば雑巾として利用され、そこでやっと破棄に至りますが、そこまでの道のりが長いため、どんどんタオルが増えて行きます。

タオルなんて拭き心地が良いモノを頻繁に使用するものです。

普段はほとんど使用されていないタオルがたくさんあります。

使う分だけ取っておいて、あとは破棄したらいいと思うのですが、親の思考は私とは違います。

親が幼い頃はタオルは高級品でした。

その名残もあって、タオルを大事にする傾向が強いと思います。

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高齢な親には小さなシミが見えてないことも。教えてあげれば捨てやすい。

 

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とりあえず脇に積まれているタオルの山。

普段ほとんど使用していないタオルも置いておくだけで傷んだり、シミがついてしまっているものもあります。

老眼になった親にはそれらがよく見えないこともあります。

「これもうボロボロだよ」「シミがついちゃってるよ」と教えてあげたところ「あら本当だわ」と母は納得して捨ててくれました。

しかし、指摘ばかりしていると母も段々と機嫌が悪くなってきます。

雰囲気が悪くなりそうなときは「お父さんとお母さんとで身体は2つしかないんだから、こんなにタオルがあったら腕用とお腹用と右足用、左足用と分けて拭くくらいあるよ。どこかの国の王様じゃあるまいし、もう少し数が少なくてもいいんじゃないの」と冗談っぽく量が多いことを指摘すると、母も笑いながら「そうねぇ。ここまではいらないわね」と捨ててくれました。

あとは、

・デザインがイマイチなもの

・吸水性が悪いもの

・サイズの使い勝手が悪そうなもの(大きすぎる、小さすぎる、長すぎるなど)

具体的に指摘したら「そのタオルはいらない」と言ってくれることが多かったです。

タオルひとつ捨てるのにも時間がかかりますが、強引にしてしまっては家族関係がこじれます。

また母も捨てていく作業を通して、気持ちの整理をしているようでした。