80代の女性、エスカレーターで死亡。高齢者はエスカレーターを利用する際は手すりにしっかりつかまる対策を
地下1階のスーパーの利用で、80代の女性がエスカレーターで死亡したニュースがありました。
私の近所は1階にありますが、食品売り場が地下にあるところもありますよね。
改めてハッとしました。
12日午前、東京 西東京市のスーパーで、80代の女性がエスカレーターの手すりの巻き込み口付近で、首を挟まれた状態で倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが、死亡しました。
女性は自身で持ち込んだ買い物用の手押し車とともに1階からエスカレーターに乗り、地下1階のフロアに降りたところで転倒したということです。
参照ニュース
デパ地下へのエスカレーターには多くの人がいますし、
店員さんがそばに控えていることもありますから、誰かがすぐに駆けつけてくれます。
スーパーの作りによってはすぐに見つけてもらえない可能性もあるな、と。
ご両親の利用するスーパーをそうした視点で確認してもいいですね。
私の母がよく利用するスーパーは平屋タイプで1階にありますから大丈夫です。
しかし、駐車場を横切るので注意して通ってもらっています。
高齢者を中心にエスカレーターを利用中の事故が相次いでいることから、国民生活センターはリーフレットを作って注意を呼びかけています。
エスカレーターに乗ろうとしてステップを踏み外し後ろ向きに転倒して後頭部を打撲した80代女性のケースや、
両手に荷物を持ったまま乗ってバランスを崩し頭部を打撲した80代女性のケース
が紹介されていて、
高齢者は加齢に伴って平衡感覚が衰えバランスを崩しやすくなっていることからエスカレーターを利用する際は手すりにしっかりつかまるよう呼びかけています。
また、歩行につえが必要な人が後ろから上がってきた人に接触され転倒するなど高齢者以外でも事故が起きているとして、歩行に補助が必要な場合や両手に荷物を持っている場合はエレベーターを利用するよう呼びかけています。
母は階段を利用することがありますが、手すりをしっかり持っていると話していました。
平衡感覚が衰えないように、片足立ち10秒をする(無理をせず、手すりをつかんで片足をあげるなど)のも効果的と聞いています。