昨日に紹介した漫画の続巻
『ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 おうちに帰ろう』も読みました。
患者さんが「家に帰りたい」と希望していますが、
家族は「ショートステイ先の施設で看取ってもらえないでしょうか?」
と相談するエピソードがあります。
家族は「介護のために仕事は休めないんです」と本音を漏らします。
そうですよね。。。
読んでて、どうするの?たんぽぽ先生!?と思いました。
結局、たんぽぽ先生らしいサポートで家族は「自宅で母を看取ります」と決めます。
在宅医たんぽぽ先生のような在宅医療してくれる先生が身近にいたらいいなと思いました。
経験を積んだ、たんぽぽ先生のような在宅医療ができる先生が増えることを期待しています。
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在宅医療の費用はどれくらいかかりますか?
参照画像(PDF)
在宅医療の費用はどれくらいかかるのか、厚生労働省でそれらしい資料を探したけど、点数で表記されているから素人の私にはさっぱり(^^;;
でも費用イメージとしてのせてみました。
『ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 おうちに帰ろう』では「通院より高く、入院よりは安いが、訪問診療の回数や必要な処置で医療費も異なってくる」とあり、そのことについて説明されています。
参照画像(PDF)
厚生労働省の資料によると新設された在宅医療に関する加算がいくつかありました。
今より手厚い在宅医療が受けられるぶん、医療費負担は入院時と変わらないくらいになるかもしれないと想像しますが、やはり訪問回数や処置で医療費は個人差がでると思います。
入院すると、プラスでベッド代やシーツ代、病院食代などが別途費用がかかります。
そのため「入院よりは安い」とは思います。
なんとか在宅医療の費用はどれくらいかかるのか目安を捻出してみました(^^;)
高額療養費制度で、
・2割負担の場合、70歳未満は外来と入院を合わせて月57,600円が上限額、
・1割負担の場合、75歳以上は外来と入院を合わせて月44,400円が上限額、
(現役並所得者は3割負担です)
ですから、約4万5千円〜約6万円を在宅医療の費用として考えておけば良いのかなと思いました。
注意・在宅医療を申し込む際にご自身で費用をご確認ください。あくまでも目安です。
高額療養費制度とは、
医療機関や薬局でかかった医療費の窓口負担額が、同一月内(1日から月末まで)で一定額を超えた場合に、その超えた金額分が払い戻される制度です。
年齢や所得に応じて、窓口負担額の上限が決まっています。
2割負担となるかたは、外来のみで月18,000円、外来と入院を合わせて月57,600円が上限額です。
父と母は老人施設に入所していますが、施設で在宅医療のお世話になる可能性もあるので、ちょっとした知識を頭にいれておきたいと思い読みました。
漫画でも、住み慣れた施設で看取りのために在宅医療を利用するエピソードがありました。