山田洋次監督が、もうすぐ『キネマの神様』がクランクアップと近況を報告しました。
緊急事態宣言を受けて撮影が中断したこともあったので、完成の見通しがついてよかった!
山田洋次監督は89歳。
『キネマの神様』の主演は志村けんさんの予定でしたが、コロナウィルス感染でお亡くなりになったため、沢田研二さんになりました。
沢田研二さんは大昔、志村けんさんとコントの経験もありますし、そうきたかー!と納得な代役。
このお仕事を引き受けた沢田研二さんも素晴らしいと思いました。
きっと大急ぎで台本を読んだり大変だったと思います。
沢田研二さんは72歳。
母は以前に沢田研二さんの朗読で「とても声が良かった」と話していたので、映画『キネマの神様』に興味を持つかも。
映画『キネマの神様』は原田マハさんの小説が原作
原田マハさんは森ビル美術館の元学芸員なだけあって、 芸術の造詣が深く小説も面白いことで定評のある作家です。
本作は「限りなく私小説に近いというか、物語の3割ほどは実体験に基づいたものである。」と話されています。
キネマの神様あらすじ
ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父。
そんな彼にも、たった一つだけ愛してやまないものがあった。
それは「映画」−−− 。
行きつけの名画座の館主・テラシン(小林稔侍)とゴウは、かつての撮影所で働く仲間だった。
若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、 映写技師・テラシン(野田洋次郎)とともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。
しかしゴウは初監督作品「キネマの神様」の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。
半世紀後の2020年。
あの日の「キネマの神様」の脚本が出てきたことで、ゴウの中で止まっていた夢が再び動き始める−− 。
これは“映画の神様”を信じ続けた男とその家族に起こる奇跡の物語。
妻役の宮本信子さんは、映画『お葬式』『マルサの女』など母と一緒に見たことがあって、お葬式はその滑稽さに覚えがあって笑った気がします。
沢田研二さんの妻って、どんな感じなのかな。楽しみです。