遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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58歳から日々を大切に小さく暮らす(感想レビュー)

 

『58歳から日々を大切に小さく暮らす』を読みました。

58歳からというタイトルにも惹かれたんですが、帯の「パート収入12万円でやりくり」に興味がありました。

年金が支給されるまで、貯金を崩さずにどうやりくりしていくか?が焦点です。

 

著者のショコラさんは仕事を体調を崩して57歳で退職されています。

(ほら、やっぱり!75歳までバリバリ働くのは無理じゃない)

年金は65歳から支給されるとのことで、8年あります。

退職後はパートとして働きに出て、60歳から体力の都合で5日間フルタイムから、週1日休む勤務形態に変更されました。

本格的に体調を崩して倒れる前に、長く続けられる方法にシフトするのが、この年齢を元気に乗り切るポイントだと感じました。

 

月12万円のやりくりの内訳ですが、興味深かったのは、ショコラさんが分譲マンションに暮らしているということ。

分譲マンションは家賃がかからない代わりに、管理費用、修繕積立金がかかります。

ざっくりと金額が書いてあったので、賃貸か、持ち家か、どちらがいいのか考えるヒントになりました。 

予算内なら、どちらで暮らしても同じように思いました。

ただ、同額であれば賃貸マンションより分譲マンションのほうが建物の作りが立派だったり、居住スペースを広く確保できると思います。

都市部か郊外か、住む場所によって賃貸価格も差があるでしょうから、個人差がでますね。

 

ショコラさんはバブル期を経験している世代ですが、暮らしがとても質素です。

40代のときに離婚してひとり暮らしをされていたのも影響が大きいと思います。

同時に読んだ、漫画家・槇村さとるさんのアラカン・サバイバルBOOK ババアはつらいよは、感覚が違い過ぎて参考になったのはファッションについてでした。

あと、参考の槇村さとるさんのイラストがキレイ。

 

なるだけ節約されて暮らしているショコラさんですが、欲しいモノにはお金を出すし、オークションで安く入手される工夫をされていて、私の感覚に近い。

素敵な物に囲まれて暮らしてる雰囲気があって、こんな暮らしができたらいいなと思いました。


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そして今どきなSNSサイトで同世代の女子コミュに登録して、なんとオフ会にまで出席されていらっしゃる!

(ショコラさんが登録されているSNSサイトは本書で紹介されています)

うわー、すごい。

60歳でそんなにアクティブにお友達を作れるかな?

自信ないなぁ。

本書にショコラさんの後ろ姿のお写真がのってるんですが、60歳と言ってもお若い!

私が子供の頃の60歳って、すごくおばあちゃん。

今って、60歳でおばあちゃんって呼ぶのを躊躇ってしまう容姿の方が増えてるように思います。

 

昨夜、スーパーの帰り、おばあさんが歩道の真ん中でカートを持ったまま立っていて、しばらくして歩きだされたんですが、、、

歩いてるけれど、前に進むのが遅い。

歩幅が狭くなっているうえに、引っ張るタイプのカートを使用しているのです。

疲れるので立ち止まって休みながら歩いているのでしょう。

辺りはもう暗くなっています。

あとどれくらいで家に着くのかな?

気にはなりましたが、きっと時間をかけて家に帰られるのでしょう。

本人は運動も兼ねているのかもしれませんが、うーん。

将来は、スーパーから徒歩5分のところに住みたい、と思うこの頃です。