遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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給付金申請、障害者支援を 手続きできず諦める人も

 給付金申請、障害者支援を 手続きできず諦める人も

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新型コロナウイルス感染拡大に伴い国民に一律10万円を支給する「特別定額給付金」の申請を巡り、視覚や知的障害者の団体から支援を求める声が相次いでいるそうです。

視覚障害者は郵送を選ぶ人が多いとみられますが、自力で書類の内容を確認して記入し、提出するのはかなり難しいとのこと。

健常者でも間違えてボックスにチエックを入れてしまい「給付金を受け取りません」と申請しているくらいですから、視覚障害者なら尚更でしょう。

 

介護保険申請の代行申請の仕組みはありますが、こうした重要書類の記入代行はどうしたらいいのでしょう。

家族に頼れない人は、ケアマネを通じてヘルパーさんに記入代行を有料でお願いするのでしょうか。

母の施設は、施設独自でサービスを行っていますから、記入をお願いしたいと申し出れば有料でしてくれると思います。 

しかしそうなると、給付金の申請を有料で行わなければならいことに矛盾を感じます。


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アメリカでは国民の確定申告は個人で申請する仕組みのため、日本の国税庁にあたる機関がほぼ国民全体の所得額の照会や振込口座を把握でき、何も申請手続きをしなくても振込されるようになっています。

そのためアメリカでは新型コロナウイルス感染拡大に伴う給付金が決定から2~3日以内に振り込まれています。

自民党からマイナンバーカードと通帳を紐づける案が出ていますが、所得額も紐づけしていないと、所得額に応じて給付金を変えることはできませんし、いろいろ課題は多いと思います。

専門の賢い人に参入してもらう必要があると思います。

議員さんが頭を捻っても限界があるでしょう。

 

母は「書類を印刷して郵送する」こと自体、お金がかかるから止めればいいのに!と怒っていました。

確かに、印刷代、郵送代も全世帯分となると相当な金額です。

その金額を別の支援にまわして欲しいというのが母の願いです。

 

参考リンク 給付金申請、障害者支援を 手続きできず諦める人も | 岐阜新聞Web