入所者の預金を不正に…老人ホーム職員逮捕に思うこと。
9月4日のニュース。
老人ホームの職員の男が、入所者の預金を不正に引き出したとして逮捕された。
警視庁によると、東京・国立市の老人ホーム職員・容疑者Aは今年7月、入居している77歳の女性のキャッシュカードを不正に入手し、ATMで現金46万円を引き出した疑いが持たれている。
女性が親族に通帳記入を依頼したところ、身に覚えのない引き出しがあり、事件が発覚した。ATMの防犯カメラには朝日容疑者が現金を引き出す姿が写っていて、事前に暗証番号のヒントを聞き出していたとみられている。
調べに対し、容疑を認め、「生活費を工面しようと思った」などと話しているという。女性の口座からは合わせて800万円以上が引き出されていて、警視庁は朝日容疑者が関与したとみて調べている。
すでに800万以上引き出されています!
もし77歳の女性が気がつかなければ発覚しませんでした。
老人ホームに入所してても安全とは言い切れない現実。
どうしたらいいのでしょう。
心配なのは77歳の女性に800万が戻ってくるかどうかということ。
老人ホームが弁償してくれる?どうでしょう?
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母の施設には、通帳などを金庫に預かってもらたり、管理をお願いできる有料サービスがあります。
しかしニュースで、職員が入所者の通帳から勝手に引き出したというニュースも見かけます。
それなら弁護士に依頼する?
それもニュースで、弁護士が通帳から勝手に引き出したというニュースも見かけます。
その人に道徳心があるかどうかですね。
しかし、道徳心に任せるのではなく、二人体制で管理し不正を起こさないなど仕組みを整えて欲しいと思います。
母の通帳は私が管理していますが、もしも私が先に死んだら?
そんなことをときどき考えます。
エンディングノート [ (邦画) ]を見て、子が親より先に死ぬこともあるんだなと知ったからです。
映画を見るまで漠然と心のどこかで必ず親が先に死ぬと思っていたように思います。
エンディングノートは、娘が父の最期を追ったドキュメンタリー映画です。
父の癌が判明し、亡くなる日まで準備を整えていきます。
父が遠方に住む高齢の母親に電話で別れを告げる場面が印象的でした。