退院後、老人施設へ入所。お見舞いのお返しはどうするの?お返しのタイミングは?
父は脳梗塞を患い、半身に麻痺が残りました。
自宅に戻らず、退院後すぐに老人介護施設に入所します。
母に「父の場合は快気内祝いになるの?」と質問したら、
「お見舞い御礼として贈るつもり」との返事。
なるほど、お見舞い御礼でいいんだ。
「お礼としておけば、先方もお父さんの状態をある程度は察するわよ」とも。
今まで快気祝いなど機会が無かったので知りませんでしたが、細かいニュアンスが含まれているとわかりました。
お返しのタイミングは、父の退院後すぐに贈りました。
田舎なのでお見舞いに来て下さる人が多く、お知らせが行き届いてない人がお見舞いに来て下さって「病院にお見舞いに行ったけど退院してたぞ」と口コミで退院が広がることがあります。
また、お見舞いのお返しが遅いと、親戚からやんわり注意を受けてしまうこともあるので、退院後すぐに手配しました。
お見舞い御礼と同時に転院のお知らせを添えることもあるようです。
父の場合、介護施設の入所のお知らせを同時に送ってしまうと、父が落ち着いてないのに施設へお見舞いに来ることもあるかもしれないと思い、後日「介護施設へ入所のお知らせ」ハガキを送りました。
関連リンク 父の代わりに、年賀状の辞退・父の介護施設の入所、お知らせハガキを作成する
スポンサーリンク
退院なら「快気祝い」「快気内祝い」「お見舞御礼」
そもそも快気祝いとは、入院・療養していた人が良くなったことを知らせるために使うものとされ、「病気・ケガがよくなった喜びをお裾分けする」意味があります。
お見舞いのお返し、の意味は後から広まりました。
そこで、
「快気祝い」は「病気・ケガが全快した場合」
「快気内祝い」は「退院したけれど全快とは言えない場合(療養・通院を続けるなど)」
と使い分けることが多いです。
お見舞いをいただいたけれどまだ入院が長引きそうな場合は「お見舞御礼」として贈ります。
本人が亡くなった場合も「お見舞御礼」としますが、熨斗ではなく無地の短冊を添えます。
父の場合「快気内祝い」で贈ると、かえって周囲に心配をかけてしまうと母は考えたようです。
父は老人施設へ入所するのですから「お見舞い御礼」のほうがふさわしいと思います。
退院後にお見舞いのお礼に何を贈ったらいいの?
父が退院したので、お見舞いを下さった方にお返しを贈ります。
お見舞いのお返しに感謝の気持ちを込めて贈るのが快気祝いです。
快気祝いでは「病気が後に残らないように」と、あとに残らない品物を選びます。
消耗品が快気祝いに相応しいです。
お見舞金の半分を返すケースが多いようですが、私の地域では半分~3分の1程度の金額でお返しするのが定番です。
母は洗剤を贈りました。
田舎なのでお見舞い金をくださった方も多く、20人以上にお返しを贈りました。
「溶けてなくなる」の意味から
「病を水に流す」の意味から
「使ってなくなる」