高齢母に入所者Sさんが『続窓際のトットちゃん』を貸してくれました。
黒柳徹子さんの42年ぶりの続編で、10月3日に発売したばかり。
本書の内容紹介に、
・東京大空襲の数日後、青森を目指して、ひとり夜行列車に乗ったトットを待ち受けていた試練とは?
わぁ、現代でも東京から青森の子供ひとり旅って心配&大変だと思うんですが。
道徳か国語の授業で、疎開のギュウギュウ詰めの列車で女の子が圧死したお話を聞いたことがあります。
文章だけなので、クラスメイトのほどんどがなぜ列車で命を落としたのかわからず。
先生が説明してくれたんですが、それでも、
「そんな混雑した電車に乗らなければよかったと思います」
という意見も出て、、、
わからない私たちは平和だなぁと思った記憶。
『続窓際のトットちゃん』はNHKの専属女優になりたてのお話まで書かれています。
専属女優って?ってところからですよね(^^;;
母からメールが来ました。
きょうも続窓際のとっとちゃんを読んでいます。
なんと言っても生活のレベルが違うので戦争中でも悲惨さが違います。
お母さんも逞しくお父さんも戦争から無事に帰って来ました。
その昔『窓際のとっとちゃん』は一家に一冊、というくらい人気がありまして、
実家にも一冊ありました。
今から約80年前、第二次世界大戦が終わる少し前の激動の時代を背景に、黒柳徹子の幼少期を自伝的に描いた「窓ぎわのトットちゃん」。
私は幼かったし、表紙の女の子の絵が怖くて触ったこともありませんでした。
2023年12月8日映画『窓際のトットちゃん』が上映されます。
トモエ学園の校長先生の声優は役所広司さん、トットちゃんのパパは小栗旬さん。
トットちゃんの父はヴァイオリン奏者なんですって。