遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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携帯置き場、エアコンのリモコン置き場

携帯置き場、エアコンのリモコン置き場

施設の入所者・Sさんから「携帯が見つからなくて大変だった」という話を聞いて、

母は自分もそうならないように「携帯置き場を決めよう」と思いつきました。

空箱を利用して入れ物を作っただけですが。


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次に思いついたのが、エアコンのリモコン置き場。

エアコンのリモコンは壁に設置されてますが、いちいちそこへ行くのが面倒みたい。

 

リモコン収納で思いつくのはペン立てのようなスタンドだけど。 

 

母はベッドの柵に巾着をくくりつけてリモコンを収納したそう。

いかにラクに使えるかしか考えてない。

けれど、せっかく母が工夫したのだから尊重しよう。

 

「巾着だと口を開いたり閉じるの面倒だから、小さな手提げバッグにしたら?」

「それもそうね」

「メモしとかないと、何をしようとしたか忘れるわよ」

「そんなことない!それくらい覚えてられる!」

母は記憶力が戻ったと自信ありげに言います。

 

「ご飯食べたら忘れるわよ?」

この電話を切ったら母は食堂へ夕食に行きます。

すると、母は記憶に夕食が上書きされ、部屋に戻ってきたら眠くなり、翌朝すっかり忘れてます。

母は渋々、覚書ノートにメモしました。

 

翌日、リモコンの入れ物を替えて便利になったとメールが来ました。

怠けるための工夫だとしても、自分で考え実行できてよかったです。