遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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優しいヘルパーさん。高齢母が読んだ小説・西村京太郎『十和田南殺意の旅』

 

高齢母から、西村京太郎の『十和田南殺意の旅』を読んで「面白かった」と感想のメールがありました。

 

十津川警部シリーズのうちの1冊ですが、シリーズは450冊以上も出ているそうです。

十津川警部の活躍ぶりはすごいですね。

後から母から感想が再びきました。

探偵の話は事件が殺人事件なので内容も後味も悪いですね。でも面白かったです。

 

母は最近、宮部みゆきのサスペンスも読んだと言います。

サスペンス好きな入所者さんが本を置いていったのか、

と思っていたのですが、ヘルパーさんが読まなくなった小説を施設に持ってきてくれたそうです。

なんて優しいヘルパーさん!

 

母の施設のヘルパーさんは、ペットの犬を連れてきて入所者さんを癒してくれたり、着物が好きだろうと思って成人式に振袖を着た娘を連れてきたり、サービス精神があってありがたいです。

 

少し前に過去の『NHK すてきにハンドメイド』が数冊置かれたので借りていたそうです。 

これも、もしかするとヘルパーさんが持ってきてくれたのかもしれない。

 

 

「何か作れそうなのあった?」と聞いたら、

「眺めているだけよ〜。眺めてるだけで楽しいの」

と母は苦笑いしていました。

けれども、見ていたら裁縫がしたくなったらしく

「座布団カバーを作った」

ただ布をまっすぐ四角くになるように縫っただけのようでしたが、それでも何かを「作る」作業をしてくれたのでうれしいです。