遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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日本出身の妻と「月でハネムーン旅行」 大富豪・実業家デニス・チトー氏(82歳)

 

日本出身の妻と「月でハネムーン旅行」予定の大富豪・実業家デニス・チトー氏のニュース。

デニス・チトー氏は2001年に宇宙旅行に行ったことがあります。

前回・宇宙旅行日は2000万ドル=約29億円(現在のレート)を投資。

2001年のドルは114〜125円。

 

ネムーンの月周回旅行は約1週間。

スペースX社が販売する12席のうち2席購入。

金額は未公表ですが、数十億円でしょう。


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ニュースではデニス・チトー氏の大豪邸を紹介。

トイレは22個あるそう。

ホテルじゃん。

 

 

興味を引いたのは、ふたりが2年前に結婚したこと。

妻・章子さんは現在57歳。

夫・デニスさんは現在82歳。

ということは、デニスさん80歳、章子さん55歳のときにご結婚!

年の差25歳。

私の両親が70代で施設に入ったこともあり、デニスさんがどれほどバイタリティ溢れる人物かよくわかる。

実業家デニス・チトー氏とはいったいどんな人物なのか。

 

デニス・チトー氏は、ニューヨーク市のクイーンズでイタリア系の労働者階級の家に生まれた。 

ニューヨーク大学の工学部で航空宇宙工学を専攻し、1962年に学士号を取得し、その後、レンセラー工科大学で研究を続け、1964年に工学の修士号を取得した。

宇宙飛行士になりたいという強い希望を持っていたが当時の宇宙飛行士には飛行機のパイロットの経験が必要とされていた。

宇宙飛行士になるのを断念しNASAのジェット推進研究所に就職することで、宇宙開発に関わることになった。

 

1972年に投資コンサルティング会社、Wilshire Associatesを設立し成功

サンタモニカを拠点とするアメリカ有数の投資コンサルティング会社のマネージング・ディレクター兼最高経営責任者になった。

成功した実業家としてロサンゼルス・オペラを支援し、ロサンゼルス市議会の議員なども務めた。

資金難に苦しんでいたロシアのミール計画に資金を提供することにより、2001年に国際宇宙ステーションに宇宙飛行した。 

 

参照サイト デニス・チトー - Wikipedia

 

 

デニス・チトー氏は宇宙事業に深く関わっている人物だった。

「月でハネムーン旅行」をわざわざテレビのインタビューに応じているのも、宇宙に興味を持ってもらうためのパフォーマンスのひとつなのかもしれない。

デニス氏は12席のうち2席購入とあるが、ほぼ投資と思っていいでしょう。

 

なぜなら別のニュースでは、

 スターシップ宇宙船がいつ打ち上げられるかは約束がない

スペースXは、現在、月と火星探査用として宇宙船試作品を開発したが、まだ軌道飛行に成功できていない状況だ。

 

私が「いいな」と思ったのが記事の後半。

 

チトー氏は「スペースXが宇宙船を完成する時まで健康を維持しなければならない」とし「今回の任務がなかったとすれば私は運動もせずにロッキングチェアに座って時間を過ごしていたかもしれない」と述べた。

参照ニュース 「世界最初の宇宙観光客」82歳の億万長者、25歳年下の妻と月旅行予約 | Joongang Ilbo | 中央日報

 

目的や夢のために体を鍛え、健康を維持しようと努めるものなのだ。

デニスさんのような夢を持つのは一般人には難しいけれど、

「最期のときまで、自分の足で歩いていたい」

などの目標を持ち、ウォーキングに努めるなど、それも立派なことだと思う。

母は施設で、自分で歩けないことの不便さを毎日眺めて危機感を持っているので、軽いウォーキングを毎日続けています。