遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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「新たに承認された小型の補助人工心臓をつなぐ手術」80代男性

「新たに承認された小型の補助人工心臓をつなぐ手術」80代男性

両親が高齢になり手術のニュースに関心を持つようになりました。

先日、80代の男性が「新たに承認された小型の補助人工心臓をつなぐ手術」を受けました。

 


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肩の血管からカテーテルを通して装着できるため、胸を切り開く必要がなく、患者の負担を減らせると注目されています。

新しい補助人工心臓は、去年11月に国に承認され、カテーテルの先端部分に長さ2センチほどのモーターを備えたもので、肩の血管から心臓まで入れて内部の血液をモーターでくみ取り、全身に送り出します。

くみ取る血液の量は1分間に最大で5.5リットルと成人男性の心臓の機能を補える性能を備えるうえ、30日間の継続使用にも耐えられるのが特徴です。

承認後、初めての手術が先月(3月)、大阪・天王寺区にある大阪警察病院で大阪府内に住む80代の男性に行われました。

男性は急性心筋梗塞に加え、心臓から全身に血液を送り出す最も太い血管、大動脈の内側の膜がはがれる「大動脈解離」を発症し、命の危険がある状態でしたが、この補助人工心臓を装着して心臓を休ませながら治療を続けたところ、2週間ほどで装置を取り外すまで回復したということです。

 

参照ニュース 新たに承認 小型の補助人工心臓つなぐ国内初手術 大阪 |NHK 関西のニュース

 

 

「長さ2センチほどのモーターを備えた補助人工心臓」もすごいですが、

「小型の補助人工心臓をつなぐ手術」もカテーテルでできてしまうとは!

 

別の話ですが、2021年9月に、

「動圧浮上非接触回転型」の遠心ポンプを用いた補助人工心臓が保険適用になっています。 

これは国立循環器病研究センターが開発したシステムです。 

従来の人工心臓では、血液を送り出す際に羽根車を回転させていますが、長期間使うとポンプと接触する部分に血栓ができるという課題がありました。

保険適用の補助人工心臓はポンプに触れることなく回転し血液を送り出すことができるシステムで世界初の技術ということです。

 

こちらは血液を送る心臓のポンプ機能が低下してしまう難病「拡張型心筋症」などで心臓移植を待っていらっしゃる人々向けの補助人工心臓かと思いますが、補助人工心臓が発達していると感じます。

 

参照ニュース 世界初の人工心臓が保険適用へ - YouTube