「亡き人と暮らす-位牌・仏壇・手元供養の歴史と民俗-」
来週より3月15日(火)から9月25日(日)まで、
「亡き人と暮らす-位牌・仏壇・手元供養の歴史と民俗-」
が国立歴史民俗博物館で開催されます。
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”亡き人と暮らす”というタイトルに惹かれました。
ポスターから察するに、お仏壇関連の展示があるのでしょうね。
国立歴史民俗博物館のこの催し、面白いと思いました。
昔は床の間に入るような大きなお仏壇でしたが、今は小さな仏壇が主流ですね。
インテリアにも馴染み、普段はお仏壇とはわからないようなシンプルなものが売れているそうです。
かなり昔、ドキュメンタリーで富山の仏壇を特集していました。
富山の仏壇は豪華で驚くほど大きい。
大げさに言えば、お寺かな?と思うほど一般のお宅にしては立派なお仏壇。
お仏壇が立派なほどあの世で豊かに暮らせるとか、そうした信仰があったと思います。
玄関先からお仏壇が見えるように配置され、設置されるとご近所さんが見に来る、
そして、そうなった背景には、その町民のほぼ全員がお金持ちだったから、そんな内容だったと思います。
確か、富山の薬で儲けたんじゃなかったかな。うろ覚え。
考えれば、バブル期頃に神輿を担いだような高級霊柩車が登場したのもわかります。
あれはすごい霊柩車でした。
今でも走っているところもあるようですが、数は少ないようです。
葬式や仏具などが慣習化されたのは、日本人が徐々に豊かになってきた歴史なのかなと感じます。
場所 国立歴史民俗博物館 第4展示室 特集展示室
開館時間 9:30 ~ 17:00(最終入館は16:30まで)
休館日 毎週月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、翌日休館 )
住所 千葉県佐倉市城内町 117