遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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施設でうたう歌『帰れソレントへ』

 

母から施設で『帰れソレントへ』を歌ったとありました。

曲は聞いたことある気がする。

ソレントってどこ?

ソ連?まさかね?

そこで歌詞を調べてみました。

 

芙龍明子訳詞「帰れソレントへ

うるわしのソレント 海原(うなばら)はるかに

夕もやたなびき 思い出誘う

オレンジの香り ほのかにただよい

森の緑にも 風はささやく

今はただ一人 過ぎし日しのべば

砕ける波音 寂しく響く

帰れ君 故郷(ふるさと)の町

このソレントへ 帰れよ

 

うるわしのソレント 海原はるか

歌声流れて 夢路に誘う

海の精(せい)シレーネ 妙なるその歌

やさしくいざない 君を招くよ

今日もただ一人 窓にたたずめば

星かげ夜空に 寂しく光る

帰れ君 故郷の町

このソレントへ 帰れよ 

 

海原はるかに、オレンジの香り。

スペインかな。

 

正解はイタリアのソレントに捧げられた代表的なナポリ民謡

知らなくて恥ずかしい(≧▽≦)

 

この曲は1902年9月15日にソレントを訪れた、時の首相ジュゼッペ・ザナルデッリのために作曲されました。

後の1960年にエルヴィス・プレスリーが「サレンダー」と言うタイトルで英詞で歌ってアメリカでもNo.1を獲得するヒット 。

 

あー!エルヴィス・プレスリーが歌っているから知ってたのか。

聴き比べしてみよう。 

 

帰れソレントへ』 

 

 

Elvis Presley - Surrender  

 

 

印象が全然違いますね。

それもそのはず、歌詞も全然違います。

 

「サレンダー」Surrender(壺齋散人 日本語訳)

キスすれば 心は燃えて   

怪しい欲望に とらわれるんだ

きみだって そうだろう

キスするたびに 燃え盛るだろう

だからダーリン 僕におくれ

君のその 温かい愛を

君をこの手に抱きしめたい  月の光に照らされながら

星たちが一斉に輝き 僕らの愛を語って聞かせる

この魔法の夜を 愛の夜に変えよう

僕のものになってほしい 唇も腕も そして心も

永遠に僕のものに 今夜もまた僕のものに 

 

 情熱的な歌詞です。