遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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定年後、家を購入するときに気をつけたいこと。

 

久しぶりに通った道で、

ある家の駐車場に目が留まりました。

↓こんな機械が置いてありました。

 

 

一瞬何かわからなかったのですが、

(あっ、 車椅子の昇降機だ)

 

この家は10年程前でしょうか、新築で売りに出されていました。

車や人通りの多い道路に面していたため、なかなか売れなくて、値下された頃に定年を迎えた感じの夫婦が買いました。

(当時は退職金で家を買って、老後の住処にするのが流行っていました)

 

そして時が経ち、70歳くらいになったご主人が、何か病気を患ったのでしょう。

車椅子生活になったのです。

玄関先は2段ほどの急階段になっていて、スロープは設けられない感じ。

 

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これは立派なスロープですが、スロープってこういうものです。

 

なるほど、それで駐車場側の窓から昇降機を使って車椅子の出入りをされることにしたようです。

駐車場から窓の出入りと言っても、高低差が階段2段分もあります。

車椅子の昇降機の中でも高さ106.5cmまで対応できる『テクノリフター』という昇降機を利用されていました。

 

えー、これっておいくらかしら?

購入すると約100万円( ゚Д゚)

 

介護保険で賄えるのかな?

私が参考にしたところでは、¥4,760/月とありました。

おぉ~、介護保険ってすごい。

けれど、車椅子の出入りのために年間57,120円の出費は痛いですよね。

 

家を購入されるときに、まさか自分が車椅子生活になるとは思ってもみませんよね。

けれども近い将来、玄関前の2段の階段は弊害になりそうだと考えそうな気はしました。

駐車場スペースを無くしても良い、ということであれば、窓際にスロープを設けられたと思うんですが、車は手放されていません。

 

 

定年後、家を購入するときに気をつけたいこと。 

 

定年後、家を購入するときは、

・玄関前の高低差が少ない

 

家の前に段差解消スロープを置くだけで済みます。 

 

もしくは、

・スロープを設けられるスペースが確保できる

 

これは重点ポイントにした方が良いと思いました。

ご両親に家を購入されるお子さんもお気をつけください。