新型コロナウイルスワクチンの接種予約で混乱のニュースが多いですが、
米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンの接種を2回受けた人の約9割に、英国型などの変異株への感染を防ぐ中和抗体があった
という記事を見かけました。
英国型への抗体保有率は、1回目の接種後は18%だったが、2回目の後は94%に増加。
同様に南ア型は21%が90%に、ブラジル型は16%が94%にそれぞれ上昇した。
インド型も37%が97%に上がった。
参考リンク 2回接種、9割に変異株抗体=ファイザー製ワクチン―横浜市立大|最新医療ニュース|時事メディカル|時事通信の医療ニュースサイト
変異株にも効くとなれば、接種する価値は大いにあると思います。
母には「2回接種するまで油断ならない」とメールしておきました。
1回の接種で、母なら「これで大丈夫」って思いそうだもの。
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田舎でもワクチンの予約がはじまり、知人の高齢者が、
「最近の挨拶は、ワクチン打った?だよ」
その言葉の裏には、予防接種を受けなければ何を言われるかわからない、と言った雰囲気があるそうで、怖い!と苦笑いしてました。
でも、わかるなぁ。
寝たきりの高齢者は置いといて、自分の足で外出している高齢者が、予防接種を受けないと、近所からは白い目で見られる気はします。
田舎方面でも地域によって予防接種の予約を取れない人も出ているよう。
しかも、接種券に同封された手紙に「わからない」と降参する人もいるみたい。
QRコードで接種会場を探せるようになっていたそうですが、高齢者には難しい。
大阪のような街中の高齢者でも、インタビューでスマホやインターネットによる予約に「無理!無理!」と顔をしかめているのに、田舎では到底無理じゃん。
ニュースで、300人程の高齢者の村は、役場の職員が直接訪れて予約を取っていると紹介していました。
なんて素晴らしい。
自治体の規模に合わせて、好きなように予約をすすめてもらう河野大臣の策は、上手くいっている地域と、上手くいってない地域の差が激しいようです。
自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチンの「大規模接種センター」 の予約がはじまっています。
接種会場は、
大手町合同庁舎3号館
(東京都千代田区大手町1-3-3)
河野太郎行政改革担当相は、全国47都道府県と20政令指定都市のうち計30自治体が開設の意向があると明らかにしているので、大規模接種センターは今後増えそうです。
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