介護について理解と認識を深め、
介護従事者、介護サービス利用者、介護家族を支援するとともに、
利用者、家族、介護従事者、それらを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日です。
2008年から介護の日となっていますが、知名度はまだまだですよね?
父の日、母の日と違って、労う対象がハッキリしてないし、何をする日なのかイメージが沸かないのが原因かもしれない。
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それにしても「介護従事者、介護サービス利用者、介護家族の支援」って何だろう。
先日、介護がはじまってからのお友達との付き合いをどうしてる?という特集を読みました。
ざっくり結論を言えば、褒めて見守ってくれる友人、がありがたいみたい。
「えらいね!」
「親孝行だね!」
褒めるというのは語弊があるか。
労う、というのが正解かな。
反対に、
「がんばれ!」
「いつか終わりがあるよ!」
励ましの言葉は不要だそう。
確かに、がんばってる人にがんばれは言われてもしんどい。
いつか終わりがあるよ、ってそれって親が死ぬってことでしょ?
悪気は無いのだろうけど、だから余計に言われるほうもつらいよね。
介護を経験して無い人には想像できないから無理もないかもしれない。
現在放映している漫画が原作のドラマ『G線上のあなたと私』にて、
主人公・小暮(27歳)が北河(46歳)に「バイオリンの発表会しましょうよ!」と言う。
しかし、北河は義母の介護がはじまったばかり。
やんわりお断りするんだけど、小暮はグイグイくる。
ついに北河は、
「それどころじゃないの!!」
叫んでしまう。
あー、やっちまった。
「北河さんのことをよく考えたら、勧められないよね。。。」
小暮は反省する、
という場面がありました。
言われてから、ハッと気がつくこともあるんじゃないかな。
介護の日にちなんで「介護の日フェア」「介護の日フェスタ」を行うところもあるようです。
ドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」〜広島県呉市。泣きながら撮った1200日の記録〜
を上映するところも。
なんて絶妙なタイトルの映画!
認知症の母を介護する父の日々を、娘の視点から描いたドキュメンタリー映画です。
11月11日は『介護の日』
意識を持つだけで、いろいろ情報が見えてきそうです。