母に暇つぶしの裁縫をしてもらう・トートバッグ 1枚仕立て(高齢者の暇つぶし・入院中)
母の暇つぶしに巾着袋ばかり裁縫してもらっていましたが、そろそろステップアップしてもらおうかな、と思いトートバッグを裁縫してもらいました。
これはひっくり返すタイプではなく、1枚布で仕立てます。
縫い目が隠れる作り方(袋縫い)で縫ったので、手縫いでもキレイに仕上がります。
(下に作り方を紹介しています)
母はバッグの猫柄が気に入って、
「はやく完成させたくて一生懸命縫ったわよ!」
楽しそうに言うので、こちらまでうれしくなりました。
気に入りそうな生地にしようとはいつも気をつけているんですが、よかった!
この生地はデコレクションズ さんで購入しました。
ホームページにバッグの見本があってイメージしやすかったのも良かったです。
でも、母は気持ちが先走ってしまい、作り方も読まずに縫いだして、
「ぐるっと上を縫い終わったところ。これから脇を縫うの」
「先に両脇から縫うのよ!説明書もつけてたでしょう!?」
「あら、読まずに縫ちゃっちゃった。帳尻を合わせるから大丈夫よ~」
母から呑気な返事がかえってきて、
「縫う順番が違うと上手く仕上がらないのよ。。。」
私はちょっとため息です。
次はマスキングテープで、縫う順番も布に貼っておいたほうが良さそうです。
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柄に方向のない布(96㎝×46㎝)をご用意ください。
チエックや水玉などの布がおすすめです。
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①柄を表(表布)にして半分に折ります。
②持ち手を裁断します。
持ち手部分は「わ」の部分で切って、2本にしておきます。(8㎝×48㎝×2本)
③わの3.5cm部分を中側に折り(山折り)、アイロンをあてます。
上部1.5cm、3cmにもアイロンあてておきます。
④両端を5mmで縫います。
⑤裏返して両端を1cmで縫います。
⑥持ち手(8㎝×48㎝)を3cm幅で縫っていきます。
持ち手の縫い方
両端を1cm折ります。
真ん中で折ります。
3cm幅になっているか確認して、両端を縫います。
⑥持ち手を上部の折り返した部分にはさんで縫います。
持ち手は何度も返し縫いをしておくと、強度が増します。
⑦上部の周囲をぐるっと縫って出来上がり。
持ち手部分はあらかじめ私がミシンで縫って用意しました。
カバンテープなど持ち手を別で用意すると簡単です。
このバッグは薄手の生地で、携帯するのにも便利かもと思ってなるべくかさばらないようにしたくて同布で作りました。
そして手縫いで縫い付けると耐久性に問題が出るかも、と思ってあらかじめ一部を縫い留めてから母に送りました。
こうして持ち手をあらかじめ留めておけば、左右対称にうまく取り付けられないという失敗を母がすることもありません。
作るのが嫌になるといけないので、ここは親切なまでに気を使いました(笑)
表からみて問題が無いか確認してから送りました。
私も裁縫が得意では無いので作るのにとても時間がかかりますが、母のおかげで私の裁縫の腕も徐々にあがっていきそうです。