【返送しないと損!】高額な医療費を支払ったとき高額療養費で払い戻しの申請書が届きます。(70歳以上の体験談)
参考画像:協会けんぽ
役所から『高額療養費支給申請書』の1月分が届きました。
1月にたくさん診察を受けたので限度額が越えた分をお返ししますよ、という書類です。
『高額療養費支給申請書』に必要事項を記入し、領収証を添付して役所に返送します。
書類には受診した内容がすでに印字してあったので、名前、マイナンバー、被保険者の個人番号、振込先、世帯主を記入して、印鑑を押すだけになっていました。
簡単!助かる~!
それでも母は、はじめて記入するときは随分と時間がかかったようです。
高齢になると簡単な書類も「理解するのが大変なのよ!」と母は言います。
母は長年働いていたので難なくできそうなものですが、役所関連の書類は父に任せっぱなしだったのが仇になったと思います。
「随分とお父さんに甘えていたのね。知らなかった!」
反省した母は父のお世話にやる気を出してくれます。
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高齢な親の代わりに子供が手続きする家庭も多いと思いますが、母ができるうちは母にお願いしようと思っています。
母には
「慣れよ!慣れ!」
「お金が返ってくるんだから、バイト代がもらえると思ってがんばって!」
と激励して、何度か記入してもらってるうちに難なく処理できるようになってきました。
「難なくってわけじゃないわよ!間違って無いか神経を尖らせてる。あー、疲れる!」母は嘆きますが、いい脳トレになって認知症予防にもなっていると思います( *´艸`)
あと(まだまだやれる)というのが母の自信にもつながっていると思います。
高齢になると出来なくなることが増えるので、それで気力を無くしてしまう高齢者って多いんです。
後日『高額療養費支給決定通知書』が届いて口座に数千円の振り込みがありました。
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高額療養費とは?自己負担限度額は?
一般所得者に該当する私の高齢な両親(70歳以上)の1ケ月以内の限度額は、
外来が1万8千円
入院と外来を合わせて5万7600円
です。
高額療養費は、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。
自己負担限度額は、年齢および所得状況等により設定されています。
今回、母の外来が1万8千円を超えたので、その分の払い戻しを受けられたのでした。
年間上限もあって、年間上限14.4万円を超えた分も払い戻しが受けられます。
高額療養費支給申請書が送られてくるから親がやってくれるだろう、と安心せず、郵便物をマメにチエックしたり、きちんと返送してくれているか見守るのがおすすめです。
親の病院通いが続いたときは「高額療養費支給申請書という書類が送られてくるかもしれない。わからなかったら聞いてね」と先に声がけするのもおすすめです。
確定申告の医療控除の注意点
支給を受けた高額療養費は、確定申告の医療控除の『保険金などで補てんされる金額』に記載します。
関連リンク 医療費を支払ったとき|国税庁