遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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母から「メールが入力できなくなっちゃった」

母から珍しい時間に電話。

もしかしてお父さんが入院!?と焦ったけど、

「メールが入力できなくなっちゃった」

どんな症状なのか説明させようとするとけど、

「メールが打てないのよ」

母は焦ると具体的な説明ができなくなります。

 


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「カナ打ちとローマ字打ちの変換がおかしいだけじゃない?」

「切り替えのやりかたなんてわかる!そうじゃない!」

半ギレじゃん。。。

あーでもない、こーでもない。

結局は変換の問題だったみたい。

 

「そんなボタン押してない!」

「うんうん、そうだね。でも押してないつもりでも、押しちゃったのよ」

「そんなボタン押すわけない!」

「うんうん、そうだね。でも携帯がそうなってるってことは押したのよ」

こういうときって、どう返事してあげるのが本人は落ち着くのだろうか。

 

簡易マニュアルしか持ってなかったので、

変換のやり方はメモして、後日「清書する」と母。

 

ところが数日後、

「ノートにはさんでおいたのにメモがない」と焦る。

探して探して「違うところにはさんであった」

 

「お母さん、

記憶していた場所にメモがない、

押してないはずなのに携帯がおかしい、

ちょっと調子が悪いかもしれないから、体を大事にしてね

と伝えました。

「老化」のせいにするのは簡単だけど、注意力が散漫になっているのかもしれない。

暑かったり、寒かったり、するから頭がボーッとしてるかも。

注意を促すことで改善できれば、本人も生活しやすくなるはず。

 

「メモははさむんじゃなくて、セロハンテープですぐ貼って。

清書したものはマニュアルにホッチキスで綴っておくといいんじゃない」

「そうね!マニュアルに綴っておくわ、いいこと聞いた!」

母は再び「アイデア」力が落ちてる。

ドリルをやってもらってるけど、「ひらめき」や「アイデア」を使う脳はサボってるようです。