若い講談師の成長を描く、
漫画「ひらばのひと」を読んでいます。
六代目・神田伯山の全面監修
独特の節で読む軍記物の勇壮な場面を、講談で「修羅場〈ひらば〉」と呼ぶ。
明治には講釈場が50軒もあり、
講談師がブイブイ言わせてましたが、
今は落語家さんの前座になることが多いです。
出版企業の「講談社」は講談の本で儲けたからつけた名前なんだとか。
1巻で紹介されている「鋳掛松〈いかけまつ〉」
江戸時代、主人公・松五郎が鋳掛屋さんをしています。
鋳掛屋さんとは、穴の開いた鍋や釜、鋳物の修理をする人です。
肩に天秤棒に商売道具を掛けて、歩いて仕事を求めます。
今って「鋳物の修理をする人」って説明しても「はぁ?」って若者に言われるかも?
ひらばのひと4巻 2023年8月発売
「竹の水仙」が面白い話だと思って、
簡易版のお話があれば母に読ませたいな。
紹介されてる演目が、どんな話か気になる漫画です。