「黄砂で遠くが霞んで見える」
「窓も開けないようにしている」
そんなふうに自分で注意していた母。
ところが、コピーしたいモノがあって外出。。。
黄砂なのに!と私が言うと、
「だって遠くに飛んでて近所は大丈夫だから」
えー!
見えないから黄砂が飛んで無いと思った母。
いえいえ、いえいえ!!
遠くだから霞んで見えるだけで、飛んでるのよ!
「あ、そうなの?
そんなふうに考えが及ばなかったわ」
自宅で介護してたら「出かけないで!」と家族が止めるんだろうな、と思う。
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黄砂のなか外出したことを咎めたので、会話で母が
「高齢になったから、、、」
「高齢になったらあなたもわかるわよ、、、」
と、やたら歳を押してくることが多かった。
都合の良いときだけ年寄りになる母。
この前は贈ったパジャマの柄が、年の割には可愛らしいデザインだったと思うのだけど、地味だと言って、年寄り扱いして欲しくないような発言したじゃないのよ。
母の考えが及ばないのは、最近にはじまったことではない。
だから、これが歳のせいで判断力が鈍っているのかわからない。