「敬老会」がありました。
先日の敬老の日。
「A子さんは紅白饅頭が役所から届けられていた」
母の自治体にそんなサービスは無いので、残念そう。
同じ施設で暮らしても、複数の町から入所しているので、それぞれ対応が違います。
母の施設で敬老会がありました
コロナ前には保育園児の合唱などがありましたが、
今回は、お昼前にちょっとしたイベントをする程度。
と言っても、今までイベント自粛でしたから、ありがたい。
行われたのは「ビンゴ大会」
母が入所してはじめてのイベントです。
「認知症の人は数字のチエックできるの?」
「ヘルパーさんがついていて、教えてあげてたわ」
なかなか数字がそろわないので、ハラハラしたそう。
「じゃあ景品はもらえない人もいたわけ?」
「ううん、全員にあった」
ハラハラする必要無いじゃない?
景品は箱の中から、袋をひとつ選ぶというもの。
全部、施設の人が用意してくれたんですよね。
通常業務以外のお仕事です。
ありがたい。
母は靴下が入ってました。
「あら、よかったわね!お母さん的にはそれって当たりなの?」
「当たりだと思う。
私ね、持って帰るときにかさばらないサイズを選んだの」
母は舌きりすずめで、小さなつづらを選ぶタイプ。
そうか、あの昔話は「謙虚」ではなく、持って帰ることを考えて選んだのか?
ビンゴ大会はみなさん楽しんだそう。
でも静かで歓声は無し。
施設には歓声をあげるような元気な高齢者はほぼいません。
2,3日後に疲れがでるかも。