家族葬とは。家族葬のメリット、デメリット。注意点。高齢な親に『家族葬』を相談する。
年末のこと。
寒くなると高齢者は容態が急変して亡くなることもあるので、家族葬について母と話しました。
事前に家族葬の資料を母へ送っておきました。
家族葬とは家族のみ、もしくは故人の近親者を含めた少人数のお葬式です。
出席者は30名程。
費用は40~80万円。
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家族葬のメリット、デメリット。
私は田舎で『家族葬』に参列したことがありません。
そもそも田舎で『家族葬』した家ってあるのかな?
『一般葬』をされてる家は、親と子が同居している、もしくは近所に住んでいて地元で生活していることが大きく関係しています。
私のように遠方で暮らしている家は少ないのです。
私が家族葬に感じたメリットとデメリットをあげます。
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家族葬のメリット
・葬式だけ行う家族葬プランがあった
一般葬は通夜と葬式の2日間かかります。
葬式のみなら1日で済みます。
母の身体の負担や出席者の高齢化を考えて1日で済むのが良いと思いました。
(家族葬でも通夜と葬式を行うプランもあります)
・少人数なので香典返しなどの負担が無い
・お葬式費用が安価
家族葬のデメリット
・親戚や周囲の人から粗末な葬式だと批判される可能性がある
・後から香典などを送られてくる可能性がある
・参列者からの香典が少額なため葬式費用を賄えない
・お別れをしたかった人達が線香をあげに訪問してくる可能性がある
父は自宅から離れた施設で暮らしてることもあり、近所の人とは疎遠になってきています。
また高齢になるにつれて父の知人も減少する傾向にあると思うので、家族葬のデメリットはほぼ影響が無いと思っています。
葬式費用を香典で賄えないことくらいですかね。
家族葬の注意点
私が家族葬でいちばん気になったのはご近所さんへの対応です。
口頭で周囲に伝わって、どうしたらいいか親戚に質問して迷惑をかけてしまうかも。
そしたら町内会や自治会で回覧板で訃報をまわしてもらう方法があると知りました。
例文
訃 報
この度 夫 ××× 儀
〇月〇日 未明 〇歳をもって永眠いたしました
なお 本人の遺志により 葬儀は身内のみにて
相済ませましたことをご報告申し上げます。
(事前報告の場合:執り行うことと致します。)
生前中のご厚誼に深く感謝申し上げます喪主名
必要があれば、香典等の辞退の旨を明記しておきます。
(故人の遺志でご香典、ご弔電などのお気遣いは辞退させていただきます)
辞退の旨を伝えても、親戚を通じて香典を渡す人もいるかもしれないとは思っています。
その場合は、香典返しを用意しようと思います。
父の知人には、施設入所のお知らせを送ったときと同様に、訃報のハガキでお知らせしようと思います。
高齢な親に『家族葬』を相談する。
母に家族葬はどうか聞いてみました。
声を掛けるのは親戚のみでいい?1日葬でいい?
「それでいいと思う」
母は本家ではないから簡素なお葬式でも問題は無いと言います。
親戚は家族葬で怒らないだろうか?
「粗末なお葬式で可哀想」と言われてもかまわない?
母は「大丈夫だと思う!いいわよ家族葬で」という返事をしたものの、親戚からクレームが出る可能性があるかもしれないと思ったようで、
父には親戚よりも長生きしてもらわないと!
という結論に達したのでした(*^▽^*)
母は以前より工夫して父の世話をするようになりました。
葬式の話は縁起でもない、と思われるかもしれませんが、親が元気なうちのほうが話しやすいし、死を意識することで母のように「長生きしてもらわないと。死なれたら困る!」と良い作用をもたらすこともあります。
目星をつけた斎場では、家族葬に故人の好きな曲を流すサービスがついてます。
「お父さんの好きな曲をリサーチしておいて」
父には葬式の話は伏せて好きな曲を聞いてもらうことにしました( *´艸`)
母にも「お母さんの好きな曲をエンディングノートに書いといてね。そうしないと、いい加減な曲を流すことになるよ」と言ったら笑ってました。