面白そうな映画『大名倒産』が明日23日から公開します。
主人公の松平小四郎(神木隆之介)は鮭売りの息子。
しかし実は殿様の血を引くことがわかり、庶民から殿に大抜擢。
父・⼀狐斎(いっこさい)(佐藤浩市)は
小四郎に国を任ると悠々⾃適な隠居生活に。
しかし実は...息子に借金の責任を押し付けようという...。
うらやましい!と思ったら裏があったのね(^^;)
佐藤浩市が息子に借金を押し付けようとする姑息な父を演じてるのが面白そう!
原作は浅田次郎の「大名倒産」
登場する越後・丹生山(にぶやま)藩は架空ですが、村上藩がモデルです。
松平小四郎の「育ちの父」は庶民と言っても鮭役人で、千年鮭きっかわの15代目社長・吉川真嗣さんは、塩引き鮭作りの監修者として、撮影協力しています。
「千年鮭きっかわ」は新潟県村上市に1626年創業で、江戸時代から続いている老舗です。
映画の記事で紹介されています。
映画の中で、作兵衛が塩引き鮭作りをするシーンは要注目です。
吉川さんが小日向さんに作り方を一通り指南。
小日向さんが実際に作業を行いました。
天井から無数にぶら下がる鮭の様子は、まるで「きっかわ」の店内そのもの。
吉川さんが何十匹もの鮭を送り、それが実際に使われました。
江戸時代の塩引き鮭作りを撮影するため、吉川さんはスタッフと事前に打ち合わせて、当時の道具まで作ったそうです。
参照記事 村上藩が映画になった?『大名倒産』いよいよ公開!/村上市|新潟県観光協会公式ブログ たびきち|【公式】新潟県のおすすめ観光・旅行情報!にいがた観光ナビ
映画と同じ鮭を食べてみたいと思ったら、通販されてました。
丁寧に塩を擦り込み3~5日塩漬けにし、寒い時期に吊るして3週間ほど村上の気候風土の中で熟成させた「塩引き鮭」美味しそう!
手間がかかっているだけあって良いお値段がすると思ったんですが、いや待てよ、
スーパーでも結構なお値段するし、数百円足して老舗の味をあじわえるなら、お手頃価格かもしれません。
ふと、「日本初の洋画家」高橋由一のサケを思い出しました。
あれって干してあるサケですよね。
もしかして 「塩引き鮭」!?
母は朝食に鮭を焼いてくれたものでした。
当時は鮭がリーズナブルで、身の大きなものも驚くほど安く売られていました。
いつからこんなに鮭は高くなったのだろう。
映画『大名倒産』をみる機会がありましたら、鮭のシーンにも注目です。