遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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実家の片付け、どこから手をつけるか?実家の片付けあるある。その8「本の処分に困る。田舎の古紙回収」(体験談)

実家の片付け、どこから手をつけるか?実家の片付けあるある。その8「本の処分に困る。田舎の廃品回収」(体験談)

 

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両親が60代の頃、本を大量に捨てたことがあります。

そのおかげでかなり本が減っていましたが、近年に購入した本や捨てないでおいた本がまだたっぷりありました。

また実家には段ボールがたくさんありました。

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田舎の古紙回収って不便!

都会だと月に1回程度の古紙回収があったり、場所によっては随時出せるところもあると思います。

しかし、実家のほうでは古紙回収が年に数回しかありません!

年に数回のタイミングで実家に帰れるかどうかわかりません。

高齢の母には本類は重いので、全部出すなんてことはできません。

本を捨てるのにもひと苦労です。

思えば両親がダンボールを溜めこんでいたのも、体力から捨てる数に限界があって、段々と溜め込んでいたのかもしれません。

そんな両親の高齢化の変化に気付けないでいたんですね。。。

一度だけ古紙回収で捨てることができましたが、自宅前まで取りに来てくれないのでゴミ捨て場までの往復は修行のような大変さでした。

そこで何か良い方法は無いかと考えました。

 

【本の処分 その1】宅配買取サービスを利用する

 

 

本を処分する労力を最小限に抑えることができないか?と思いついた宅配買取。

BOOK-OFFなら送料無料で宅配買取サービスをしています。

古紙回収に出そうと思っていたくらいなので買取価格はこの際目をつむります。

実店舗が実家の近くにあるなら持込をしたほうが高く買い取ってもらえると思います。

それよりもゴミ捨て場まで持っていかなくていいなんて便利!

いつでも配送できるなんて最高です。

紐で縛らずに箱に入れるだけでOKなのもラク。

これなら高齢の母にも日頃からコツコツとダンボールに本を詰めておいてもらえます。

 

本を売るなら【ブックオフ】公式宅配買取サービス  

 

【本の処分 その2】雑誌類は燃えるごみで捨てる

 買取してもらえないような雑誌類は、できるだけ燃えるゴミでこまめに捨ててもらうようにしました。

古紙回収で出せるタイミングがあれば出そうと思います。

 

ダンボール回収している店があった!

奇跡的なタイミングで、ドラッグストアやスーパーでダンボール回収(無料)をしてくれるようになりました。

いつでも好きなときに持込みできます!

車を走らせる必要がありますが、これは便利。

探せば周辺にダンボール回収をしている店舗があるかもしれませんよ!

実家の片付け、どこから手をつけるか?実家の片付けあるある。その7「花嫁道具」(体験談)

実家の片付け、どこから手をつけるか?実家の片付けあるある。

 その6「花嫁道具」(体験談)

 

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母が使ってない鏡台を取っておきたいと言います。

その鏡台はは母の花嫁道具のひとつだと私は知っていました。

母が鏡台を取っておきたい理由はさぞかしノスタルジックなものだと思われるでしょうが違うのです。

その鏡台は母の注文とは違ったものが届いて、半世紀を超えてもそのことをブツブツ言います。

あるとき「どうして注文したものと違うって言わなかったの!?」と聞いたら、若い娘だった母にはそんなことさえ言えなかったそうです。

それでも払ったお金は結構な額だったようで、壊れても無いのに捨てるのは惜しいという気持ちがあるよう。

でも使ってないし、気に入ってないのよね?

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その鏡台はつい最近まで父が使っていました。

しかし脳梗塞になった父にはこの鏡台は使いにくそうだし、、、(この頃になってくると父の回復の見込みが怪しいとハッキリ言われないまでも薄々わかってきていました)

でも母が捨てるのをためらう理由もわかります。

捨てるにしてもお別れの時間が必要だなぁ。

ところが!

このすぐ後、片づけの最中にふとしたはずみで鏡台を壊してしまいました。

壊れたので鏡台は捨てることに。

なんともまぁ残念な別れになりましたが、未練はすっぱり断ち切れました。

邪魔でも花嫁道具など思い入れのある家具を手放すのは難しいものだと思います。

親は自分から「思い出があるから捨てたくない」という理由は言わないと思います。

どうして捨てたくないのか「もしかして花嫁道具なの?」「お父さんに買ってもらったの?」と聞いてみると理由が見えてくるかもしれません。

実家の大量のゴミ出し。人目を気にしていたらゴミをだせません!(ゴミ出し初回)

実家の大量のゴミ出し。人目を気にしていたらゴミをだせません!(ゴミ出し初回) 

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実家のゴミを出すには、有料のゴミ袋を購入する必要があります。

あらかじめ母に大量のゴミ袋を購入しておいてもらいました。

大量のゴミが出るはずなので、ゴミの日までゴミを置いておく場所が必要です。

駐車場の車を外に出してゴミを駐車場に置いておくことにしました。

ゴミ袋はあっという間に50個くらいになり、袋に入りきらないゴミもいっぱい!

キッチンだけでこれか!( ゚Д゚)

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ゴミの日は週2回あります。

早朝に20個ほど出して休憩し、ご近所の方がゴミ出しを終えた頃に再びゴミを出しました。

ゴミ置き場のスペースが限られているため、他の人がゴミを出せるスペースを空けておく必要があったからです。

ゴミがまだ置けそうだったので10個ほど追加で捨てました。

全部で30個ほどゴミを出し、残りは次回へ。

普段はゴミ袋が10袋程のところに大量に出したので目立ちます。

 

 

 1650件を整理した専門家。素人では思いもよらない秘訣を公開。

大量のゴミに人目を気にする母 

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 母は「そんなにゴミを出して恥ずかしい」と言いました。

「できれば一度に出すゴミは5個くらいにして欲しい」とも。

気持ちはわかります。

でも、すでに50個以上のゴミ袋が出せないであるんですよ、お母さん!!

そもそも、こんなにゴミを貯めたのはお母さんなんですよーー!!

今後、まだまだゴミは出ます。

実家のゴミ出しで200~300袋捨てる話は体験談で珍しいことではありません。

実家の片づけに関する本もたくさん出版されており、多くの方が同じように実家の大量のゴミで悩んでいるのです。

お金があれば片づけ専門の業者にお願いするという手もありますが、安くて数万円はします。

ゴミ集積場に自分で車で運ぶとリーズナブルに破棄できます。

 

「以前にウチのようにゴミをたくさん出した家はないの?」

と聞くと「あった」と。

「じゃあ別にいいじゃない。そのとき誰か文句言ってた人いる?」

「、、、いない」

「じゃあ、いいじゃない。

よその家もそのうちたくさんゴミを捨てることがあるだろうから、前例があったほうがみんなも捨てやすくなっていいと思うよ」

「そうかしら、、、そうかもしれないわね!」

それでだいぶ母の気持ちもやわらいだようです。

両親の性格にもよりますが、言い方ひとつで説得できることもあります。

 

確かに大量のゴミ捨ては人目が気になるし、噂にされたくないです。

でも、気にしていたらゴミを出せません。

それに人目を気にしたからと言ってそれで事態が良くなることはありません。

大量にゴミをずっと出していたら、気の良いご近所さんから次第に声を掛けてもらったり、ゴミ捨てのアドバイスをもらえることもありました。

 

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 翌日、母に電話。

「(大量だったので)ゴミをちゃんと清掃業者が持って行ってくれるか心配だったけど、全部キレイになかったわ!」

母がうれしそうに教えてくれました。

そうか、母はゴミ回収車が一度で全部運んでくれるかも気になっていたのか。

確かにゴミ回収車が2回に分けて来ていたら、それはいい話のネタにされそう。

「ゴミがあまりに多すぎて2回も回収に来たのよ」

「へぇ!そんなに!」という具合に。

田舎では些細なことが面白おかしく噂されるものなのです。

だから母は目立つような行動をしないように謹んでいます。

しかし実家の片付けはそういうわけにもいかず、通りすがりに車庫内を見たご近所さんがゴミの量を見て驚いた!

いい話のネタを提供してしまったかも。。。

でも母は、

「片づけているんだからゴミが出るのは当り前よ!」

次第に開き直っていきました(^^)/

母がたくましくて助かります。