遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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障害者控除対象者認定書の結果。確定申告で特別障害者控除を受ける。【脳梗塞】

脳梗塞】障害者控除対象者認定書の結果

 

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父の障害者控除対象者認定書の結果が届きました。

 

申請してから2週間程度だったでしょうか。

 

 障害者控除対象者認定書とは確定申告で障害者手帳が無くても障害者控除を受けることができる書類です。

 

障害状況は特別障害者の身体障碍者1・2級に準ずという結果でした。

 

がーん。。。 特別障害者。。。

 

控除されるのは利点ですが、薄々父の状態を「そうかな?」と思っていたものが明確にされると、改めてショックを受けるものですね。

 

さて障害者控除は以下の通りです。

 

 住民税(市県民税・県民税)

1.特別障害者控除 300,000円

2.障害者控除   260,000円

 

所得税

1.特別障害者控除 400,000円

2.障害者控除   270,000円

 

障害者控除とは申告者自身や控除対象配偶者、扶養 親族が、障害者や特別障害者である場合の控除です。 

確定申告で特別障害者控除を受けることで、住民税や所得税が軽減されます。

父は1の特別障害者控除を受けることとなりました。

 

確定申告で特別障害者控除を受ける。

 

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国税庁国税太郎さんの確定申告書の例をお借りしました。

国税太郎さんは同居特別障害者を受けて750,000円入力されています。

同居特別障害者とは、特別障害者である同一生計配偶者又は扶養親族で、納税者自身、配偶者、生計を一にする親族のいずれかとの同居を常としている方です。

同居する家族がいない場合、特別障害者控除400,000円か、障害者控除270,000円を入力することになります。

父の場合は特別障害者控除400,000円を記入して確定申告をしました

 

同居特別障害者・税額計算上の扶養に該当するかどうか

 

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国税庁の「平成29年所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き」には、

同居特別障害者を受けられるのは、特別障害者である控除対象配偶者や扶養親族で、あ なたや配偶者、生計を一にする親族のどなたかとの 同居を常としている方

※老人ホームなどへ入所している場合は、同居を常と しているとはいえません。

とあります。 

この「老人ホームなど」が曖昧ですね。

調べてみると、いずれは退院する予定のある長期入院や、自宅に戻る予定の老人介護施設の入居は、同居していることとみなす、といったような風潮があるようですが、明記されている文章を見つけることができませんでした。

それぞれの状況によって判断が変ってくるような微妙なラインだと思いますので、税務署で確認されるのがおすすめです。

 

母の施設(住宅型有料老人ホーム)を訪問。母と一緒に近所の公園へ。災害時の避難場所の確認。

母の施設(住宅型有料老人ホーム)を訪問。母と一緒に近所の公園へ。

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お天気が良かったので、施設に帰る前に公園に寄りました。

「暑い日とか、ここでひと休みしてから施設に帰ったらいいから、この公園は便利のいい場所にあるね」

 私が言うと、母は「それはいい考えね。そうする!」

この公園は、ちょっと広いところが気に入っているそうで、スーパーに用事が無くても公園があれば散歩に出てこようかと思えると話していました。

自由に出入りできる施設では、近くに公園や図書館などぶらりと出かけてられる場所があるのが好ましいと思います。


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母の施設(住宅型有料老人ホーム)へ 公園は災害時の避難場所

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この公園は災害時の避難場所になっていました。

地震や火事があったらここに避難することになると思うよ」

「お母さんは自分で歩けるから、何かあったらここまで来るんだよ」

万が一に備えてそんなことを伝えておきました。

何かあれば施設の職員さんが誘導してくれると思います。

しかし、職員さんがどんな状態になるかもわかりませんし、ついて行くにしても事前に避難場所を知っておくほうが良いと思いました。

ちょっと大げさな行為かもしれませんが、遠方にいる以上、親のもとにすぐに駆け付けることができませんから、一緒に避難場所の確認をしておきたかったのです。

母の施設(住宅型有料老人ホーム)へ様子を見に行く。一緒にスーパーを見てまわる。思わぬ発見。

母の施設(住宅型有料老人ホーム)へ様子を見に行く。一緒に周囲を見てまわる。

 

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母の施設(住宅型有料老人ホーム)へ様子を見に行ったのは母が入所して約1ケ月後。部屋の中を見て、困っていることは無いか聞いてみたり、タンスも母の前で開けて中を確認したりしてから、一緒に周囲を見てまわりました。

母は私が作った地図を片手に案内してくれました。

まずスーパーへ行きました。

スーパーと言ってもいろんなスーパーがありますから、どんな感じのところか確認です。

比較的新しいスーパーで、食べ物を買って食べる場所もあるような思ったより大きなスーパーでした。

「あら、ここでご飯が食べれるようになっているのね」

私が言うと、母は驚いて 「本当だわ!気がつかなかった!」

これにはちょっとショックを受けました。

入り口を入ってすぐの場所なのに気がつかなかったなんて。

母が高齢になったなぁと感じるというか、大丈夫か!?と心配になります。

母が目的のものだけを買ってスーパーをサッサと後にしていることがわかったので、グルッとスーパーを回ってみることにしました。

「こんなにお茶が安い!」

「100円の自販機がある!」

母は知らなかったことを発見して喜んでいました。

 

母の施設(住宅型有料老人ホーム)へ様子を見に行く。思わぬ発見。

 

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ヨ―グルトの棚に来たところで、母が思い出したように話し始めました。

「ヨーグルト食べてみようとするんだけど、あまり好きじゃないから食べられないのよね。フルーツの入ったのなら食べれるかと思ったけど、やっぱり駄目」

どういうことか全くわかりません。

「好きでもないのにどうしてヨーグルトを食べるの?」

「、、、便秘だからよ」

つまり便秘対策で嫌いなヨーグルトを食べているというのです。

「じゃあヨーグルトじゃなくて、ビフィズス菌サプリメントを試しては?」

「あぁ!その手があったか!」

驚きです。

母は以前はそういう代案を思いつく人でしたが、このところ全く考えが及ばないようです。

また便秘で悩んでいることもしりませんでした。

日頃、困ってることは無いか聞いても、母にとっては便秘が日常的すぎて私に相談することを思いつかなかったようです。

スーパーで思わぬ発見でした。

何気ない会話は必要ですね

便秘にはビオフェルミンSを試してもらうことにしました。