遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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母が有料老人ホームへ引っ越し。引っ越し荷物は宅急便で配送がいちばん安い!?(体験・感想)

母が有料老人ホームへ引っ越し。引っ越し荷物は宅急便で配送がいちばん安い!? 

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母が施設に入所する日が近づいてきました。

母には実家の片付けと並行して引っ越し準備もしてもらいました。

母の引っ越し先である施設には収納タンスがついていて、ベッドは持込もできますが、後々のことを考えてレンタルします。

その施設で長くお世話になるかわかりませんし、荷物は最小限にしたいと思いました。

なので家具は持って行きません。

となると、引っ越しは宅急便でいいのでは?

 

高齢者のお引っ越しガイド―家族が介護施設を探すとき

 

荷物を前日に送ればいいので、荷物はその日までに準備しておけばいいし、当日は引っ越し先の施設に赴くだけ。

引っ越し当日にバタバタして母が疲れてしまうこともありません。

それに実家の戸締りも自分たちのペースでできます。

宅急便なら料金も安いし。

よし、引っ越しは宅急便に決定!

歯ブラシや歯磨き粉などの身近な日用品と、オールシーズンの衣類を持って行きます。

しかし、荷物の量を制限しないと母はじゃんじゃん箱に詰めそうだったのであらかじめ個数を決めることにしました。

 


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母の引っ越しのコツ1:荷物の個数を決める

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荷物の量を決めるにあたり、まず参考にしたいのが宅急便会社のサイズ表です。

私はヤマト運輸を利用しました。

ヤマト運輸を参考にすると、最大サイズは160で重量は25kgです。

 母の荷物は160サイズの段ボールに3箱と決めました。

160サイズ、25kg以内の荷物を用意したらいちばん割安です。

 

しかし160サイズは女性には大きく持ち運びがしにくいと経験してわかりました。

送料は多少高くなりますが、あえて120や140サイズで荷物を梱包するのもおすすめです。

写真の男性が持っているダンボールで120~140サイズくらいかな?

 

ヤマト運輸でもダンボールは販売していますが、引っ越し用のダンボール はネットからまとめて購入するほうがお得な場合もあります。

引っ越し用の段ボールセットは緩衝紙、クラフトテープもついていて、強度もありおすすめです。

どうしても足りないものは施設で暮らしてから購入することにして、すんなり荷物を制限してもらうことができました。

もちろん荷物を増やされては困るので、施設に行ってからお買い物して欲しくないのですが。。。

 

母の引っ越しのコツ2:布団は通販で手配、施設宛てに配送する!

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ベッドはレンタルで、ベッドマットもついています。

シーツは施設で交換するシステムになっています。

用意するのは掛け布団と枕、毛布です。

 

実家にも布団はありますが、もう古いですし、わざわざ送料を払って送るような品でも無いので新しく購入しました。

布団は通販で購入して施設宛てに届くように手配しました。

施設側にも「荷物が届くのでよろしくお願いします」とお願いしました。

そしたら、部屋まで運んで下さっていました。

感謝!

 

母の引っ越し作業、実際に終えてみて。(感想&反省)

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160サイズのダンボールを購入していたのでサイズは完璧でした。

しかし、重量を考慮してなかったため、当日にヤマト運輸さんから荷物の中身を減らすように言われてしまいました。

慌てて荷物を別の箱に移さなければならなくなりバタバタ!

重量にお気をつけ下さい。

 

160サイズのダンボールが3個と小さめのダンボールが1個。

計4個を配送して、同都道府県内で費用は8千円程でした。

引っ越し費用にしてはリーズナブルで済んだと思います。

 

施設で荷物が部屋まで運ばれていたので助かりました。

布団も届いてました。

荷ほどきは当日に全て開けてしまうのではなく、すぐに使うものが入った段ボールだけ開けました。

他のダンボールは後日、母が荷解きをすることにしました。

 

一気に荷解きをすると母が疲れてしまいますし、施設にひとりになったとき何か仕事があるほうが落ち着くと介護の本で読んだことがありました。

あえて仕事を残しておくのも私なりの思いやりです。

 

今回、引っ越しに宅急便を利用してよかったと思いました。

まず母の荷物を制限できたのが大きいです。

もしも車で運んでいたら、あれもこれも、と最後に車に詰めそう!

(実際、そういう体験談を読みました)

 

また自分達で運んでいたら大変だったと思いますので、費用の8千円は充分満足できる引っ越し金額です。

荷物の搬入出の作業を引っ越し当日にしなくて済むのも心に余裕が持ててよかったです。

高齢の母もゆとりをもって引っ越しにのぞめてよかったです。

要支援2の母の施設選びのまとめ。施設選びのコツ。

要支援2の母の施設選びのまとめ。

 

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要支援2だと、入所できる施設の選択肢が少ないです。

要支援2の母の施設選びでは下記3件から検討しました。

要支援2でもグループホームに入所できますが、認知症の診断を受けていることが前提となります。

もしも母に認知症の診断があったら、グループホームがいちばん有力候補になったと思います。

 

「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)

ケアハウス(自立型)

住宅型有料老人ホーム

 


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要支援2の母の施設選びのコツ。

 

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施設選びは悩みました。

何を重要視するのか、施設を選ぶ際にあらかじめ決めておくと、候補の施設がはやいうちから絞られてきますのでおすすめです。

 

◆月々の支払料金を確認する

私は月額料金をいくらまでと決めました。

ホームページに詳細を記載している施設もありますが、ものすごく細かいところまでは掲載していないことがほとんどです。

施設に問い合わせして詳細な金額を確認しました。

電話の会話中に、「洗濯機は1回100円です」「電化製品の持ち込みの場合は、1点につき電気代として500円頂いてます」など発生する料金に気がつくことがありました。

施設によっては火災保険に加入を求められることもあります。(サービス付き高齢者住宅が多いです)

実費に近い数字を把握するためには、施設に問い合わせするのがおすすめです。

 

◆立地条件を確認する

施設から駅までどれくらい時間がかかるのか、など自分が施設に訪問しやすいかどうか確認します。

親を見舞うだけでなく、事務処理など施設の用事で訪問しなければならないときもありますので、通いやすいところが好ましいです。

我が家の場合、母が父の施設まで通いやすいこと、私がアクセスしやすいこと、できれば2つの条件を満たしていることが重要でした。

バスはあるのか、バス停は近いか、駅まで徒歩で行けるのかなど交通手段は多いに越したことはありません。

そしてできれば、周囲にスーパーや病院、公園など生活に便利なものがあると母の生活に潤いが出て好ましいです。

歩道があるのか、道はそれなりに整備されているかも気にはなりました。

母がひとりで外出するのに危なくない環境のほうが安心です。

街中から離れた施設では、月に何度か希望者をスーパーへ送迎するサービスを提供していることもあります。

 

◆運営会社に注目するのもおすすめ

もしも、どちらの施設にしようか悩んだから運営会社を比べてみるのもおすすめです。

規模の大きな企業であるほどマニュアルがあり、管理や社員の教育が行き届いている傾向にあるように思いますし、倒産のリスクも低いと思います。

経営が悪化した施設では、設備投資などができないため老朽化が目立ってきますし、人件費を削って少人数で賄おうとして、安全面に心配がでてきます。

病院が経営している施設の場合、病気になった際に素早く対応してくれるなどのメリットもあります。

 

 

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まとめると、料金、立地、環境の3点が母の施設選びのポイントでした。

支援2では入所できる施設の選択肢が少なかったです。

かなり遠くの施設まで検討しました。

田舎ではデイサービスを併用して自宅暮らしを続ける方が多いからなんでしょうね。

都市部のほうが支援1~2程度までの方が入居できる施設が増えているとニュースで聞きました。

子供が親を呼び寄せたいというニーズがあるからのようです。

結局、予算を少しオーバーしつつも、許容範囲内で施設を決めることができました。

参考になれば幸いです。

要支援2の母でも入所できる施設「住宅型有料老人ホーム」を検討する

要支援2の母でも入所できる施設「住宅型有料老人ホーム」を検討する

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母は要支援2です。

父の施設選びでも検討した「住宅型有料老人ホーム」で、母に合う施設が無いか探しました。

住宅型有料老人ホームの詳細は過去の記事にまとめてありますのでそちらを参考にどうぞ。

 

住宅型有料老人ホームとは?【介護施設の種類】 体験談も交えて紹介! - 田舎に住む両親をどうする? ~遠距離介護な日々~

 


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要支援2の母でも入所できる施設「住宅型有料老人ホーム」探し(体験談)気になった施設に電話で聞いてみる

 

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住宅型有料老人ホームの入所条件は施設によって異なります。

支援1、2から要介護1~5の人が対象というところがほとんどですが、電話で伺ってみると「支援1、2も受け入れることはできますが、こちらの住宅型有料老人ホームでは要介護度の高い方が多いのでちょっと合わないと思います」という施設もありました。

何がちょっと合わないのか?

例えば、提供される食事。

入所されている大多数の方の体調に合わせた食事を作るので、消化が良いものばかり出てお肉が少ない、など食事面で不満がでることが考えられます。

もちろん個別対応の施設もありますが、料金がお高い施設だったりします。

あとは、周囲が体調の思わしくない方が多いと、気がふさぎ込んだりすることもありますので、なるべくなら介護度の程度が同じ人が多い施設に入所するのが好ましいとは思います。

老人ホーム検索のLIFULL介護
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要支援2の母でも入所できる施設「住宅型有料老人ホーム」探し(体験談)周囲の環境を地図で調べてみる

 

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母は要支援2なので、まだまだひとりで外出を楽しむことができます。

運動を兼ねて散歩できそうな公園が近くにあったり、ちょっとした買い物ができるスーパーが最寄りにあるのが好ましいです。

今はGoogleMapで簡単に調べられますし、ストリートビューを見ればもっと詳しい様子も確認できます。

ストリートビューを見ると、地図ではわからなかったことも見えてきますのでおすすめです。

例えば最寄りのバス停にベンチが設置されているのを見て、これなら高齢な母でもバスを利用しやすそうだと感じることができます。

でも何よりも父の施設にアクセスしやすいというのが母の施設選びの第一条件。

パーフェクトな物件ではありませんが、比較的リーズナブルで、父の施設に通えそうな住宅型有料老人ホームを見つけました。

問題は部屋が空いているかどうかでしたが、ちょうど部屋に空きがでるところとのことで申し込みをすることにしました。

住宅型有料老人ホームは特養や老健の空き待ちに利用されている方も多く、他の施設よりは入居しやすいと思います。