父の介護認定の申請書を提出する際に、母も一緒に提出したほうが良いのでは?と思い始めていました。
母の様子を見ているとどうも危うい雰囲気があるのです。
ときどき足もとがふらついたり、言動に違和感を覚えたり、日替わりで母の怪しいところが顔を出すのを感じました。
食事さえクリアできればひとり暮らしが可能だと思っていたので、母の様子を見て愕然としました。
ひとりにさせることなんてできない!
でも、気のせいかもしれない、、、。
母の様子を見ながら気持ちが揺れました。
介護認定の認定内容を確認すると、支援1に該当しそう。
様子が危ういときは支援2のレベルかも、、、。
介護認定の申請を母にどう切り出そう?
もしかしたら傷つくかもしれない。
悩んでいたら、父を施設に入所させたい場合を調べていてある文章が目に入ってきました。
老人介護施設の入所には優先順位があります。
本人の介護認定度、介護する家族の有無など。
同居する家族が居ても、その家族に介護できる能力が無いと判断されれば優先順位が上がるのです。
これだ!
私は母に「父を施設に入所させたい場合に、もしもお母さんが介護認定されたら優先ポイントに加算してもらえるかもしれないから、介護認定の申請をするだけしてみてよ」と言いました。
「もしも、介護認定を貰えなくても、それはそれでお母さんがどれくらいのレベルかが把握できて私たちも安心できるし」
これも本音です。
それに介護認定を申請することで、介護認定を受けれなくても地域包括ケアの職員が高齢者のひとり暮らしを把握してときどき様子を見に行くなどフォローをしていただけるとも聞きました。
やはりこれからひとり暮らしがはじまるにあたって介護認定の申請はしておいたほうが断然いいです!
母は納得してくれて「そうね、受けてみるわ」とあっさり申請書を出してくれました。
内心はいろいろ思うところがあったと思うのですが、母が提案を素直に受け入れてくれてよかったです。