家族を自宅で看取りたい。
今は病院で無く自宅での看取りが可能です。
そんなとき在宅医療が大きく関わってきます。
だけど在宅医療ってどんなもの?
ぼんやりわかる気もするけど、具体的にはわからない。
そもそも在宅医療を受けたいときはどこに相談すればいい?
そこで、実話をもとにした漫画『ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 さいごはおうちで』を読んでみました。
在宅医療をわかりやすく紹介しています。
「もうちょっと知りたい」と思うような詳細は、漫画の後に文章で補われていて、とてもわかりやすかったです。
「自宅に帰りたい」と言う人は多いですね。
でも、自宅での看取りに不安を感じる家族は病院での看取りを希望することが多いようで、病院での看取りは8割ほどを占めていると本にありました。
自宅で病院や施設と同じように医療や介護サービスが受けられると言われても、不安を感じる家族は多いようです。
また地域によっては在宅医療の体制が整ってないところもあるでしょうから、選択の余地なく病院での看取りになっているのではないかな。
というのも、私の田舎は先生の往診はしてもらえるけど、在宅医療と呼べるような感じではまだ無いように思うからです。
政府が在宅医療を推進していて徐々に変わってきてはいます。
保健局医療課調べによると、在宅療養支援診療所は、増加傾向であったが、近年は概ね横ばい。在宅療養支援病院は、増加傾向になっています。
(参照資料 第4回在宅医療及び医療・介護連携に関す る ワ ー キ ン グ グ ル ー プ(PDF)令和4年7月)
在宅医療を受けたいときはどこに相談すればいい?
介護サービスをすでに受けている場合は、担当ケアマネージャーさんに相談します。
入院している患者が退院して自宅に戻る場合などは、
病院(主治医・医療ソーシャルワーカー:病院と地域をつなぐ役割の人)
に相談してみるか、
地域包括支援センターや役所の相談窓口に問い合わせてみてください。
離れて暮らしている家族は、対象家族の住民票のある地域の地域包括支援センターや役所の相談窓口に問い合わせてみてください。