NHKでテレビドラマ化された『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』を
描いた漫画家・沖田×華の新作
漫画『ヘルパーあつこと愉快な上流老人』分冊1巻が無料です。
ヘルパーあつこ(39歳)の派遣先は豪邸が集まるお屋敷街。
1話目は奥様84歳、旦那様91歳とふたり暮らしのお宅。
奥様は問題の無い人物だけど、旦那様に難ありでこれまで辞めたヘルパーは数知れず。
旦那様は冷蔵庫のことを「腐らない箱」だと思っていて
参照 ヘルパーあつこと愉快な上流老人 より
想像できる〜!(^◇^;)
冷蔵庫が一般家庭に発売されたのは昭和27年(1952年)
当時はサラリーマンの給与10ケ月分に相当する価格で、冷蔵庫が家に無いお宅も多い時代です。
ほぼ全戸に1台冷蔵庫のある時代になったのは昭和50年(1975年)です。
91歳の旦那様が1932年生まれと仮定すると、冷蔵庫を使用するようになったのは43歳頃。
そんな世代ギャップもあり、ヘルパーあつこ(39歳)は
(嘘でしょ!?)という経験をしていく話です。
ヘルパーあつこと愉快な上流老人は (本当にあった笑える話)とあるのですが、仕事が午前9時から18時までの家の掃除・炊事とあり、介護保険を使用したヘルパーさんではなく、お手伝いさん(家事代行)の雇用契約のようです。
介護保険を適用したヘルパーさんだと、30分〜1時間程度の日常業務(掃除・炊事)で帰られます。
また、介護保険を使用したヘルパーさんの場合、介護保険を認定されている利用者が対象のため、車椅子を使用している奥様のお世話しか担当しません。
まだお元気そうな旦那さんの食事を作ったり、お客さんにお茶を出すような仕事は含まれません。
ヘルパーあつこの派遣元は「家事代行サービス」だと思いますが、
「こういう高齢者がいるんだ」と知れましたし、
ヘルパーあつこはどう対応するのだろう!?と興味深く読めました。
冷蔵庫史参照リンク 家電の昭和史冷蔵庫