ヘルパーさんに頼むべき?高齢者がトイレを失敗しはじめたら。
母の暮らす住宅型有料老人ホーム(老人施設)はトイレが共用です。
引き戸の個室トイレを共用にしている老人施設もありますが、ここのトイレは、学校みたいに1ケ所に複数設置されているタイプ。
扉のトイレもあれば、アコーディオンカーテンのトイレもあります。
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母が「トイレを失敗する人がいて、頻繁に私が床を拭いている」と嘆きました。
母によると、モップが置いてないのでトイレットペーパーで拭いてるそう。
「お母さんが掃除しているから、その人がトイレを失敗してるって職員さんは知らないんじゃない?」
「そうかも!」
けれども、なんだか告げ口をするようで職員さんに知らせるのがためらわれる母。
「トイレを失敗する人がいるから、モップを置いて欲しいと言っては?
それに床が濡れるほど失敗しているんだったら、服や肌について臭うんじゃない?
不衛生だから、職員さんに報告した方がご本人のためだと思うよ」
母は「ご本人のため」という言葉に納得して、さっそく職員さんに相談しました。
すると、トイレの床が濡れていることが無くなりました。
ヘルパーさんが付き添って、定期的にトイレに連れて行くようにするなど改善したようです。
長い間、母は悩んでいたそうで、解決してホッとしたようです。
「相談してくれたらよかったのに」
私が言うと、
「悩みだと思って無かった」
母はいつもそう。
「なんでも話してね」と伝えているのですが、長時間話をしているうちに、やっとこうした困ったことがポロッと出てきます。