『火葬式』とは?火葬式の流れ・費用。
『火葬式』とはお通夜・告別式を行わず、火葬のみを執り行います。
『直葬式』とも呼ばれます。
火葬炉の前で、献花など簡単な「お別れの儀式」を行った後、火葬になります。
火葬炉の前で僧侶のお経も可能ですが数分間の供養になります。
戒名もいただくことができます。
火葬式の費用は約15万円程ですが、法律上、死後24時間以上たたないと火葬が行えないため安置所の料金がプランに含まれていなければ別途発生します。
参列者は5名程です。
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火葬式のメリット・デメリット
火葬式のメリットは費用が安価、時間が短いことです。
基本的に香典をもらうことがないので、香典返しの必要がありません。
しかし、家族が火葬式で納得していても実際にやってみると
「想像よりも短時間でしっかりお別れができなかった」
と悔やむことがありますので注意が必要です。
親戚や知人が少ない場合でも、周囲の理解を得られないと
「火葬式は可哀想」「参列したかった」など不満の声が出ます。
火葬式(直葬)は宗教儀式を行わないこともあり、納骨を拒否されることがあります。
菩提寺がある場合は、事前に相談・確認が必要です。
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「お葬式」について親の意見を生前に聞く方法。
以前に、火葬式を済ませた後で親のエンディングノートが出てきて、そこにお葬式プランがしっかり書かれていて後悔した子供の話を聞きました。
エンディングノートがあることを親が子に伝えていれば良かったのですが、心配させるといけないと思って言えなかったのかな。
「お葬式」について親の意見を生前に聞く方法ですが、
有名人のお葬式のニュースが流れているタイミングで聞くと自然です。
例えば、
「立派なお葬式だったね。お母さんもあれくらい立派なお葬式がいい?」
「あんなに立派で無くてもいいわよ!でもあんな風にみんなに見送ってもらえたらいいわよね」
と自然に聞き出すことができるかと思います。
火葬式について質問しました。高齢な母の意見。
私は母とお葬式の話を気兼ねなくできますから直球で聞きました(;^ω^)
私が母をひとりで見送ることになったら火葬式でもいいかしら?
母に火葬式について聞いてみたら、
「それは寂しいから最低でも家族葬にして欲しい」
という意見でした。
母の言う「寂しい」とは参列者の人数ではなく、すぐに火葬されてしまう時間のことのようです。
少人数でお葬式をする場合も家族葬(1日葬)でお別れの時間に余裕を持って欲しいみたい。
自分が死んだ後も「寂しい」と気にするんだなぁ。
てっきり死んだ後は好きにしてと言うのかなと思っていました。
聞いてみないとわからないものですね。