老人介護施設に入所している父にお見舞金。お礼状の書き方。
父は脳梗塞を患い、病院を退院すると同時に介護施設に入所しました。
半年に一度くらいのペースで、父の友人や親戚がお見舞いに訪れてくれて、父の励みになっています。
訪れてくれるだけでありがたいのに、お見舞金を下さる方もいて、とてもありがたく頂戴しています。
お見舞い金は3千円~5千円です。
お礼のお手紙は母に書いてもらっていますが「お礼のお手紙の内容を考えるのが大変」と漏らしたので、ネットで文章を検索してみたところ、介護施設でお見舞金を頂いたときのお礼状の書き方が見当たりませんでした。
それで文章を考えるのは得意ではないけれど、母の手助けになれば、と思い考えたので、参考にされる人もいるかな、と思い記載しておきます。
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拝啓
(季節の挨拶)、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、この度のお見舞いで、あたたかなお心遣いをいただき誠にありがとうございます。
いただきましたお見舞いは、夫の必要なものに使わせて頂きます。
夫は施設生活にも慣れ、ようやく新生活を楽しむ余裕ができてきました。
またどうぞ顔を見にいらしてください。よろしくお願いします。
末筆ながら皆様のますますのご健康とご多幸をお祈り申し上げております。
敬具
拝啓
ご無沙汰しております。いかがお過ごしでしょうか。
この度は、お見舞いを頂きありがとうございました。
みなさんにお見舞いに来ていただけて、夫はとてもうれしかったようで笑顔で話してくれました。
またお会いできますのを楽しみにしております。
季節の変わり目ですので、風邪など召されませんようご自愛くださいませ。
敬具
(季節の挨拶)皆様方におかれましては お健やかにお過ごしのことと存じます
先日は温かなお心遣いをいただきましたこと、心よりをお礼申し上げます
夫は日々リハビリに励んでいますが、これからもふたりで精進して参ります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ご自愛のほどお祈り申し上げます。
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老人介護施設に入所している父にお見舞金。お礼状は必要?
お見舞金を頂いたので母に「お礼状をよろしくお願いしますね」と言ったら、
「毎回出さなくていいしょ。お父さんがお礼を言ってるし」
いつも父がお見舞金を頂き、母が訪問したときに渡しています。
「そうかもしれないけど、お母さんがちゃんとお見舞金をお父さんから受け取ったかどうかの目安にもなるし、やっぱりきちんと家族からも気持ちを伝えたほうがいいと思うよ。
何度もお礼を言うのを躊躇ってるのかもしれないけど、お礼を言われ過ぎて迷惑なんて思う人っているのかなぁ?
ありがとう、って言われたらやっぱりうれしいものじゃない?」
お礼のお手紙を書くかどうかはお母さんに任せるわ、としておいたら、後日に「お礼状を書いて投函した」と連絡がありました。
母に、
「ありがとう!
先方も(お礼状なんていいのに)とは思いつつ、もらったらもらったでうれしいと思うんじゃない?」
と言ったら、
「そうそう!そうなのよ!そういうもんよねぇ」
と大笑いでした。
母にもそういう気持ちに覚えがあるのでしょう。
世代にもよりますが、高齢者は特に礼儀を重んじるところがあるので、形式だけでもきちんとしておくのが良いかなと思います。
万が一、誰かに愚痴を漏らされたら、田舎では伝言ゲームみたいにして「愚痴ってたわよ」と耳に入ることがあります。
お見舞いにお返しを贈ることもありますが、 介護施設に入所している父にお見舞金を下さるのは主に父の兄弟で、父のために使って欲しいと思っているので、お礼状だけに留めています。
ご近所の方も金額が少額なこともあり、お礼状だけにしています。
(例えば3名でお見舞いに来て下さって、ひとり千円づつ出しあった3千円のお見舞い袋を頂く感じ)
何度もお見舞い金を頂くことがあれば、そのうち何かお返しを贈ることもあるかもしれません。
お見舞いのお返しを贈る場合の熨斗は「お見舞御礼」とします。