母にリプトンのフレーバーティーを飲んだ感想を聞きました。
まず試したのは、パッケージがおいしそうだから選んだという「クレームブリュレ」
「リプトンのノーマルの紅茶に慣れているので、変わった味に感じる」
予想どうりの感想でした。
「でも、こういうの楽しいからうれしいわ!」
これも予想どうりの感想。
「紅茶の味が濃いから、2回に分けて飲んでるの」
・・・?
よくよく話を聞くと、1度お茶を入れて、ティーバッグを取り出し、再びそのティーバックで2度目のお茶をいれてる、と。
え!ちょっとそんな淹れ方しないでよ。
葉っぱの渋みやえぐみが出るし、保存しておいたのを再び使うって不衛生。
寒い今の季節なら傷むこともありませんが、それでも母の保存方法は怪しいためホコリなどがつくことも考えられます。
「あー、わかった!わかった!わかりました!」
そんなに口やかましく注意したつもりはないけれど、母の反応はやや過剰気味。
母と会話を続けていたら、
「見くびられたものね」
と言いだしたので慌てて、
「見くびってなんかないわよ」
と訂正しました。
「見くびる」=「軽蔑する」「下に見る」「馬鹿にする」という意味。
そんなつもりはないけれど、マイナスに受け取ったよう。
寒い季節、感情が凹んだり、攻撃的になったりする母。
施設に入所してから、かなりマシになっています。
日向ぼっこを心がけるようにしてもらったら、調子が良いようです。
それでも、こうしてひょっこり顔を出すことがあります。
油断すると会話が急降下して焦ります。
もしも一緒に暮らしたら、こういう些細なことから言い争いになったりするのだろうな。
最近もニュースで、高齢な親と同居する子供が口論から暴行してしまったと聞きましたが、他人事ではないなと感じます。