母の施設(住宅型有料老人ホーム)のお正月の食事、スケジュール帳の感想
母の施設では、季節に合わせた食事を出してくれます。
けれども、いかにもクリスマス!というような大袈裟な食事ではありません。
デザートに小さなケーキがついていて(クリスマスだから?)と感じる程度です。
追加料金なしで、施設でやりくりしてくれているのでありがたいです。
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お正月は朝食からお雑煮が出ました。
お雑煮と言ってもお餅は入っていません。
白いはんぺんがお餅の代わりに入っています。
お餅で無かったので母は残念に思いましたが、他の入所者さんで喉にお餅を詰めてしまいそうな人が多いので、仕方が無いわねぇ、と言っていました。
お昼にはおせち料理が出ました。
伊達巻、金時、きんとん、海老、蒲鉾、クワイ、すまし汁、赤飯 。
「あら、実家にいるときよりも品数が多いんじゃない?」と私。
「味付けが全体的に甘かったわ」と母。
いつも薄味なので、甘いという感想がでるなんて珍しい。
おせち料理を頂いたおかげで、母もお正月気分を味わえて、なんだかかんだ言いながらもうれしそうでした。
その前の年のお正月は、伊達巻、なます、きんとん、蒲鉾、海老、カボチャの練り物、くわいの煮物でした。
年賀にダイソーのスケジュール帳を贈った感想がメールで届きました。
(去年のことを書いておいてくれてあるので、気をつけることができます。ありがとう)
スケジュール帳の感想では無かったので、モノ自体に喜びは薄かったようです。
母は(これに日々のことを書けってことね)と気乗りがしなかったのでしょう。
使ってるうちに便利だと感じたら、また母のほうから何か言ってくると思います。
電話して「おせち料理の内容を書いておけば、来年と比べられるわよ。そういうのも些細なことだけど、比べると面白いんじゃない?」と言うと、
「そうね。それはいいかも。そういえば、先日ラジオで懐かしい歌が流れてきて歌ったんだけど、、、題名が思い出せない。なんだったかなぁ。」
「ほら、そういうのを書き留めておくのよ。〇〇を歌った、とね。」
「そうか、そういうことを書けばいいのか」
「そうよ、電話したときに、私に話を聞かせられるでしょう?そしたら歌詞を探して送ってあげられるし。体調も、些細なことでも気がついたことを書いとくのよ。病院に行ったときに、先生に詳細に話せるでしょう?」
ページについていた足つぼを試してみたのかと聞いたら、
「あなたよく知ってるわね!やったわよ。足つぼがついてたから、これを選んで買ってくれたんだろうなと思った」
母の良いところは、送ったらすぐにひと通り目を通してくれるところだなぁと、改めて感じました。
「まだ見てない」なんて言われたら、がっかりしますよね。