携帯電話に見慣れない電話番号からの着信。
でもちょっと心当たりがあったので出てみました。
「警視庁ですが、、、」
( ゚Д゚)ハァ?
うっかり信じそうになったのは、相手が私の名前を知っていたからです。
最初にフルネームを確認されて、そのまま話を聞いてしまいました。
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「〇〇という男をご存知ですか?実は、この男が犯罪を犯しまして、あなたの口座番号を、、、」
ははーん。
「、、、詐欺ですよね?」
切れました。
詐欺電話だったか。。。
どこで情報を手に入れたのだろう?
最悪だ。
警察に着信した電話番号を詐欺電話の通報しました。
警察によるとすぐの解決は難しいようです。
この話を母にして「詐欺の電話に気をつけてね」と言いました。
母は今までそういう電話が携帯に掛かってきたことがありません。
もしも私が高齢者だったら?
相手が名前を知っていたので、ヨボヨボの頭だったら信じてしまうかも!
人を騙そうとする人がいるのは、なんとも悲しいですね。
数日後。
母から慌てた様子で電話がありました。
「ちょうど出かけるところだったから慌てて電話に出ちゃったのよ!」
その電話は「もしもし」と出たら、切れてしまったそう。
「電話番号を見たら知らない電話番号だったのよ。慌ててたから見ずに出ちゃって」
別に怒らないのに、すごく言い訳をする。
詐欺に自分の電話番号が知られていると思って、不安なのかもしれない。
「あー、切れたのよね?間違い電話だったのかもよ。知り合いの男性にかけたのに、女性が出たから間違えたと思って切っちゃったのかも」
「そうかしら、、、ほら、ワン切りってあったじゃない」
あぁ!ワン切り!懐かしい!
その昔、自宅の不在を確かめるために電話を2度鳴らして切る、ワン切りというのが流行ったことあったわね!
余談ですが、漫画『動物のお医者さん』で、不審な電話を取るために必死になる話があって何度読んでも笑ってしまいます。
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携帯をみんなが持つようになったら、今度はワン切りを使って、折り返し電話させて有料サービスに繋げる悪質な犯行がありました。
今でもワン切りってあるのかな?
「次にかかってきたら出なきゃいいのよ。でも掛かってきたら教えてね」
「もう、知らない電話番号からは出ない!慌てて電話に出ない!」
母は自分に言い聞かせるように言いました。
でも、知らない電話に出てしまったことに大層ショックを受けてました。
そんなにショックを受けなくても。。。と思うのですが。
「電話に出てしまっても、詐欺に騙されなければいいのよ」
と言ったら、少し気持ちが落ち着いたようです。
いつも詐欺に遭った高齢者のニュースを聞いて、
「どうして詐欺にあうのかしらねぇ」
と言っていた母。
電話が掛かってきただけでこうも慌てては、本当に詐欺電話が掛かってきたらどうなるかなぁ。
心配だ。
と言っても、キャッシュカードは預けてもらうようにしたので詐欺でお金を取られる心配はありません。
施設に入所しているので、押し売りなど何かを買ってしまう心配もありません。
大きなトラブルに巻き込まれる心配はありませんが、最近は少額の詐欺もあるんです。
母にはいつも「少額でもそれは詐欺だから相手にしては駄目」と話しています。
母の今回の電話は、あれから掛かってきてないようなので間違い電話ということにしました。