70歳以上の外来療養にかかる『年間』の高額療養費の払い戻し。申請書を返送しよう!
70歳以上の外来療養にかかる年間の高額療養費の払い戻し、の対象者に申請書が年内に送られると町の広報でお知らせされていました。
計算期間(前年8月1日~7月31日)のうち、一般所得区分または低所得区分であった月の外来療養の自己負担額の合計が144,000円を超えた額が払い戻されます。※
年末年始に実家に帰省したら、両親宛に健康保険協会、役所などから郵便物が届いてないか確認するのがおすすめです。
申請期限は通知のあった日から2年間ありますが、申請書は早目に返送したいものですね。
※平成29年8月診療分からが対象となります。
※基準日(7月31日)時点で所得区分が「現役並み」に該当する世帯は対象外
※月間の高額医療費の支給対象になっている外来療養分の支給額を差し引いて支給額を決定
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対象者なのに申請書が届かない場合とは?
70歳以上の外来療養にかかる年間の高額療養費の払い戻しの対象者でも、申請書が届かない場合もあります。
例えば以下のような人です。
・転入・転出した人
・加入する医療保険制度に変更のあった人
・医療保険制度の世帯主が変わった人
対象者かも?と思われる人は、7月31日時点に加入していた医療保険者へ確認してみてください。
こんな制度あったかしら?と思ったら、70歳以上の高額療養費制度が平成29年8月1日に変更になり、自己負担限度額が引き上げられたんです。
そのときに創設された新しい制度でした。
このように医療制度が変わって、見たことのない書類が送られてくることがあります。
高齢な両親だと、見慣れない書類を見落としてしまったり、
「よくわからないから後で」
と思っているうちに申請期限を過ぎることも考えられます。
せっかく戻ってくるお金を見逃すのは勿体ない!
私は母に、
対象者に「70歳以上の外来療養にかかる年間の高額療養費の払い戻し」という書類が年内くらいに送られてきます。
もし届いたら記入して返送をお願いします。
とメールを入れておきました。
健在なご両親であれば、事前に声を掛けておけば気をつけてくれるはずです。
些細なことですが、とても効果があります。
電話で伝えるときは「メモして」と書き留めてもらうほうがいいでしょう。
年末になったら母に「届かなかった?」と念のために聞くつもりです。